2月5日(日)静岡市内のホテルにおいて第1回民主党政策調査会主催シンポジウムが開催されました。
今回の記念すべき第1回目のテーマは「観光立県を目指して」と題され、静岡全県から500名を超える参加者がありました。
私も一応県連役員と言うことで政調会の皆様が計画したイベントに少しでもお役に立ちたいと声を掛けたものの、熱海市内は梅園開催や桜まつりも開催中と言うこともあり、計5名の後援会役員の皆さんと共に車で静岡へ行きました。
今回は観光テーマでしたので私も非常に興味深く拝聴させていただきました。
第1部のディスカッションのパネラーは浜松市の鈴木市長、静岡市の田辺市長、御殿場市の若林市長、東部(御殿場)、中部(静岡)、西部(浜松)から首長さんが選出され、コーディネーターとして民主党政調会長の源馬謙太郎県議が進行役を務めました。
まずはじめにそれぞれの市長より、今取り組まれている観光振興策と自己紹介があり、自己PRはさすがに慣れたもので、しっかり的を射た宣伝を行ってくださいました。
浜松市の鈴木市長は家康公を活用したイベント、浙江省西湖と浜名湖をきっかけにした友好提携を推進し、静岡市の田辺市長は新東名よりもさらに奥地に観光客を誘導し、静岡県のプロ野球球団創設を進めたいとしていた。
御殿場市の若林市長はまずこの3市長に声を掛けていただいたことに喜びを表すとともに御殿場の120万にも及ぶ流動観光客数をどう地元に還元するのか、富士山の景観を最大限に生かし、県境の山梨県や神奈川県との連携なども進めていきたいと言及していました。
浜松・静岡の政令市に対して若手の御殿場市長は御殿場の魅力をしっかりPRしていたことが記憶に強く残りましたが、3市の市長とも魅力的な政策をお持ちであるとともにその取り組みに対する熱意を感じました。
しかし、観光立県のテーマだけに地元熱海市の市長が参加してくれていたらもっと個人的には嬉しかったのですが・・
熱海市ならば全国的な知名度を生かし、やっぱり温泉の切り口から県内唯一の有人島の初島、芸妓、それに文人墨客の滞在の多さや、尾崎紅葉先生の金色夜叉で「熱海の夜」を一曲披露~~
まっちょっと若い人向きではない紹介でしたが、起雲閣や熱海梅園、糸川桜まつりに冬の花火・・・止まらないかもしれません。
第2部は特別講演として溝畑宏観光庁長官と藤本祐司参議院議員のトーク。有給休暇法(バカンス法)やお金を使わずに地域活性を進める策など、大事なことはあきらめずに貫き通すことが肝心とのことで、Jリーグ監督時代の話にも触れながら、こちらも会場の皆さんを惹きつけていました。