平成23年5月28日(土)午後1時30分より静岡商工会議所において2011年度の静岡県日中友好協会定期総会が開催され出席して参りました。
開会の挨拶を静岡県日中友好協会の渥美泰一会長が述べられ、国会議員をはじめ多くの来賓が参列いたしました。
県会議員を代表しての挨拶は林芳久仁県議がご挨拶されました。
また、中華人民共和国駐日本大使館の湯本淵公使参事官が出席され、ご挨拶がありましたが、3.11の東日本大震災にあたっての中国政府の対応や温家宝首相の被災地視察支援などのお話を伺いました。
ちなみに中国大使館の方々は140名のうち一人も帰国した方はいないことと一人200ドルづつの義援金を送っていただいたということでした。また日中の経済にも触れ、日本の技術力と中国の資本とマーケティング力を併せて更なる協力をしアジア市場を拡大することが必要と強調し、中国経済のシナリオが第6次5ヶ年計画に入っていることを説明、国と個人の利益のバランスがこれからは求められると述べていました。
議事では事業計画及び決算・予算。人事案件の承認が行われ、全会一致で可決されました。
中国餃子問題や尖閣諸島の問題がある中、そのことに渥美会長や湯本淵公使参事官も若干触れていましたが、友好協会の総会ということで具体的に踏み込むような発言はありませんでした。