4月の統一地方選・静岡県議会選挙に立候補を表明していますが、震災による状況を鑑み、今回の選挙においては、選挙活動用自動車(選挙カー)を使用しないことといたしました。
連日、被災地の報道を通じて「もっと安全な場所へ避難したくてもガソリンがない」等との切実な声が各地から伝えられており、まさに「命をつなぐもの」として燃料類を一刻も早く被災地に供給しなければならない切迫した状況が続いております。
このような惨状を目の当たりにし、今般の選挙におきまして、自らの名前の連呼行為のために、燃料を消費することが「政治」といえるのか?と疑問を抱いた次第であります。ご存知のとおり、選挙活動用自動車は、レンタカー使用料、燃料代、運転手手当てが公費より負担されます。告示期間の10日間、フルに選挙カーを走らせたといたしますと、少なく見積っても2000km分を超える燃料を消費し、また、それを全額税金から支出することとなります。この公費を少しでも削り、その分を被災地の復興に役立ててもらえるようにしたい、というのがこのたびの趣旨です。
しかしながら、自らの政策を広く有権者に伝えていく必要はあります。そこで、選挙カーを使用しての遊説活動の替わりに、携帯型の拡声器を使用しての「辻説法」型式で街頭演説等を行っていくこととしました。また、告示期間前までは、このホームページおよびツイッター等を通じて、政治活動および震災に伴う状況報告をお伝えしていくことに努めてまいります。
なお、出陣式に関しましては予定通り、清水町の橋本事務所におきまして、4月1日の告示日の午前10時30分より行います。
何卒ご理解いただきますよう、よろしくお願い致します。