本会議質問4日目の静岡県議会の他会派議員が質問した本県の観光振興に向けた意気込みについて、出野文化観光部長の答弁の内容で、まさに「なるほど」と意気込みを感じさせるものでしたので取り上げてみました。
答弁を抜粋します。
「近年の観光形態は観光客のニーズが多様化し、団体から個人へ、そして体験型へ大きくシフトするとともに国内外の観光地間の競争も激化してきています。こういった環境の変化に対応するために従来の待っていれば客が来る、黙っていても客が来るといった『待ちの観光』から、激化する観光地間競争に勝ち抜くための『攻めの観光』へと踏み出す新しい本県観光の姿を示したふじのくに観光アクションプランを本年3月に策定したところであります。富士山を始め本県の持つ自然・文化・芸術・産業と言った豊富で多彩な地域資源に磨きをかけ、世界に誇れる観光ブランドを創出するとともに私自身先頭に立って国内外の富士山静岡空港の就航地先等に出向いて本県の魅力と安全性を直接PRし観光客の誘致を積極的に図って参ります。またニューツーリズム推進や国際会議の誘致、全国でもいち早く実施した訪日教育旅行の拡大に取り組むとともに地域全体が訪れる人を「おもてなしの心で迎え、国内外の観光客が何度でも訪れたくなるような名実ともに全国トップクラスの観光の県ふじのくに静岡を実現する為に、邁進して参りたいと考えています。」