文藝雑誌『文學界』のなかに津村節子さんの「異郷」という熱海を題材にした小説があり、知人であるホテルの副社長さんに、そのことを教えていただき読ませていただきました。
作家の津村節子さんは1965年「玩具」で第53回芥川賞受賞され、女流文学者での受賞は当時珍しく話題となり「玩具」はベストセラーとなっている。
読ませていただきながら、「あ~あそこに泊まったんだ」とか「あの店に行かれたんだ」とか想像しながら、表現や感性豊な表現はさすがだ・・・と感じましたが、保養のために数日間熱海に宿泊して市内の観光施設等を見て回ってくださったことが書かれている。
数日間の滞在型のホテル・・・岩盤浴梅園、澤田政綱記念館、起雲閣、MOA美術館等にも行かれた様子。平和通りの食事処もとても美味しかったと書かれている。
熱海の良さを取り上げてくれてうれしい限りですが、津村先生も熱海は「温泉と花火」のまちというイメージをお持ちだったと記されていました。
もっと多くの人に熱海の新たな良さを取り上げてもらいたいです。