23日今年最後の街頭演説を行ないました。
小森高正議員と共に街頭に立ちましたが、昨夜、民主党政権として初めての税制改革を盛り込んだ2010年度の税制大綱が閣議決定され、「公約と違う」と言われるだろうなぁ~と不安を抱えた中で、釈然としない形での演説となりました。
今朝の新聞にも詳しく記されていましたが、ガソリン税の暫定税率は形の上では廃止するが、同率の「特別税率」を環境税導入までの間、本則税率に上乗せ課税する。
家計に直結する税制改正の柱は所得税控除の見直しで所得税、住民税の一般扶養控除は、子ども手当を受給できる15歳以下の「年少部分を廃止」。
23~69歳の「成年部分」は手当がなく増税となるため所得から38万円を控除できる現行制度を維持する。高校生の子どもがいる世帯に適用する特定扶養控除は16歳から18歳の所得税の控除額を63万円から38万円に、住民税を45万円から33万円に減らす。
鳩山首相は2010年予算編成の焦点である子ども手当の取扱いについて「今までの児童手当の地方負担分は変えない。それよりは多くはならない」と述べ、従来の児童手当の約5700億円の範囲内で地方負担を求める考えを示した。以上のとおり、このことから街頭での市民の感触はしら~~っと冷ややかさを感じましたが、12月定例議会の報告及び今年一年お世話になった感謝の気持ちを言葉にして本年最後の街頭演説を締め括ったのでした。