平成23年1月17日第69回尾崎紅葉筆塚祭が春日町志ほみや旅館前の筆塚碑前にて開催されました。
この筆塚には尾崎紅葉先生の愛用された筆が祀られており、紅葉先生が詠まれた句が刻まれた記念碑が建立されています。
県議となり、今まで市議としては参列し玉串奉てんをさせていただいて参りましたが、
お祝いの言葉を述べさせていただく機会も今回から頂けることとなりました。
昨年、熱海の観光でお越しいただいた方から、この碑には何と書かれているのかというお問合せのメールを頂いたことを思い出し、
「暗しとは 柳に浮きな あざみどり」と刻まれていることを思い出し、フッと浮かんだものの、、ご挨拶のときには暗しとは・・・あれ?・・・え~とこの後の句はと一瞬不安な空気を流しつつも思い出し、
来宮神社雨宮宮司様の神事によって清められたこともあり、保存会の皆さんと近隣5町内の皆さんによって今まで守られ、
この筆塚が文学史のパワースポットとなり多くのお客様にお越しいただけるよう祈念いたします。とご挨拶申し上げさせていただきました。
しかし、この日は非常に寒く・・・気合いだ~~では済まないほどの寒さでした。
続いて午後1時からは東海岸町お宮の松横にて紅葉祭が熱海市主催で執り行われ、尾崎紅葉先生の遺族を代表され小野立子さんが参列され、
遺影に献花をささげた後、熱海芸妓置屋連合会による寸劇が行われ大勢の観光のお客様を楽しませました。