静岡県は1月30日、相模湾から房総沖にかけた相模トラフ地震の津波高と震度の想定結果を発表しました。相模トラフの最大クラスの地震想定は初めてで、伊豆半島東部から南部にかけて最大で10~18メートルの津波が襲う可能性が示されています。
現在、県は地震・津波対策アクションプログラム2013(通称静岡モデル)を推進中ですが、今後、各市町などと協議し、観光などへの影響を考慮しながら防潮堤のかさ上げなどを協議し、実施する予定です。
新たな想定結果を受け、熱海市から下田市までの防潮堤整備計画を見直し、従来計画より最大2.5メートル高い5.5~9メートルの防潮堤が必要になるとしています。
伊豆半島は観光が主力産業です。そのため防潮堤と景観のバランス、そして環境面が課題となります。
現在、各市町の地域では、地域協議会などが設置され議論が交わされています。
命を守る危機管理対策は何と言っても地域の皆様の協力が第一であることは言うまでもありませんが、県もしっかり市町と連携を密にして地域の皆さんの声を受け止めて取り組まなくてはならないと考えます。
詳しくは静岡県ホームページより
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/4higaisoutei/index.html