2月16日から19日まで県議会日華友好議員連盟団の一員として台湾を訪問致しました。
パート1に続きパート2では嘉義県の張花冠知事はじめ皆さんとの昼食交流会、 亜東関係協力会、日本富士之国静岡県駐台湾事務についてご報告致します。
県議会からすぐ近くの県知事公邸に移動し、張花冠知事にお出迎えをいただきまいした。
張花冠知事の公邸を拝見させていただき、嘉義県議会議員皆様と嘉義県政府の皆様と昼食を取りながら交流をさせていただきました。
張花冠知事は昨年11月の世界お茶まつり2013に嘉義県から出展いただいたのにあわせて知事自らトップセールスに静岡県においでになっています。
その御縁もあり、議連は2012年3月に続いて2度目の訪問となりました。
また、来月3月には張花冠知事におかれては再度静岡県にお見えになる予定ということです。
昼食交流会では、三ツ谷金秋団長が嘉義県張花冠知事が熱心に日台交流に取り組まれていることに御礼を述べるとともに昨年世界お茶まつりに出席され自らトップセールスに来られたことへの敬意と御礼を述べ、阿里山遊林地区のほかお薦めいただいた視察場所についての御礼も申し上げました。
また、来年3月から6月まで花と緑の祭典「浜名湖花博2014」を開催し、嘉義の皆様にも「花の都しずおか」を堪能していただきたいと説明し、これからも両県の共通の茶文化や、山、防災分野、野球などの青少年のスポーツ交流など意義ある交流が進むように尽力していく」と述べ、3月に予定されている訪日に「静岡でお目にかかることを楽しみにしています」と挨拶がありました。
昼食懇談会後の茶会の席で、張花冠知事と嘉義県文化観光局の呉芳銘局長とのお話の中で、局長さんが熱海市に行ったことがありますよとお話を伺いました。その時はMOA美術館を視察されたということでした。紅白梅図屏風をご覧になられたのかもしれません。
その後は、複合型の生態系を有する湿地帯の「嘉義県東石郷鰲太鼓村の湿地森林公園」を視察しました。
多くの野鳥や赤い夕日が沈む湖、ここ嘉義県の雄大な自然の魅力を堪能し、静かな時間を過ごさせていただきました。
18日は、嘉義県を出発し台北に到着、台湾との台日窓口機関であり、台北駐日経済文化代表処の台北本部でもある亜東関係協力会を訪問し、新任の羅坤燦秘書長との面会と防災応援協定、富士山・玉山友好山提携調印への支援に対する御礼、また、民間団体相互の交流、オリンピック合宿地誘致など、最近の静岡県と台湾との交流に関する報告と今後の交流促進の支援要請を行いました。
玉山は、台湾の中央部に位置する標高3,952mの台湾最高峰で、周囲は自然生態保護区や国立公園等に指定されています。富士山と同じく、台湾の人々に聖山として大切にされている霊峰です。
台湾と日本との間に国交がないため形式的な非政府機関であるのですが実質的には中華民国外交部の所管です。
19日、静岡県議会ふじのくに県議団の5名にて昨年開設した「ふじのくに静岡県台湾事務所」を訪問し、宮崎悌三所長にお話を伺いました。
この台湾事務所は、松江南京(MRT)から徒歩3分、台北駅から車で10分~15分の連邦商業ビルの13階にあります。静岡県国際経済振興会の事務所として公社化し設置されており、業務は観光誘客、観光PR、台北航空路線の利用拡大が主ですが文化・教育面においても民間交流、青少年交流支援などをおこなうと共に県産品販路拡大や現地企業活動支援なども取り組んでいます。
各県内市町の観光パンフレットも設置され、台湾でのイベント等で配布してくださっています。
今回の視察にあたり、台湾嘉義県の皆様、関係諸団体の皆様には大変お世話になりました。心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
また、ふじのくに静岡県台湾事務所及び静岡県の関係部局の皆様にも感謝申し上げます。