7月29日・30日の両日、静岡県議会6月定例会産業委員会が開催されました。
今定例会常任委員会の質問方式が一問一答を含む分割質問方式または一括質問方式の選択性が導入されました。
また、質問時間についても委員の質問機会の平等性を確保するために原則として委員一人あたり答弁を含めて概ね60分以内とし、部局の入れ替えを行う委員会は、委員一人あたり答弁を含めてそれぞれ概ね40分以内ということになり、ただし、付託議案の数や内容、所管する組織の規模や事業本数等が委員会ごとに異なることから、委員長の議事整理権により弾力的な運用を図るものとされています。
早速、私の所属する産業委員会では、産業系と労働委員会の審議と企業局とが入れ替わること、付託議案の数や内容、組織の規模や事業本数等により、50分と30分にすることが委員会初日に協議確認され、委員会審議がスタート致しました。
①第118号議案に関して
②しずおかジョブステーションの実施状況について
③障害のある方の雇用促進について
④成長産業分野の人材育成支援事業について
⑤ファルマバレープロジェクトの推進に関して
⑥食の仕事人について
⑦静岡県商業まちづくり室のツイッターについて
⑧補正予算の緊急経済対策民間活力等推進事業費について
⑨労働災害への県の取り組みについて
を伺いました。
2日目の企業局関係の審議では、
①平成24年度企業局決算見込みについて
②水道施設更新マスタープランについて
③本県の大地震時や大規模な水質事故時等の非常時における水の(確保)(相互融通)に関して
を取り上げ伺いました。
委員会審議の提出された議案については全会一致で可決致しました。
閉会中の産業委員会における継続審査案件は
1.農林業、水産業、商工業等の産業の振興について
2.県内産業に係る技術の開発及び支援について
3.流通について
4.労働について
5.工業用水道事業及び水道事業について
6.地域振興整備事業について
7.労働委員会の行政運営について
です。
わたしは、今回一問一答分割質問方式を選択しましたが、なかなか良い感じではないかと思いました。
答弁と質問がかみ合わないということもなく、答弁漏れもなく、徐々に核心に迫って行くような感じを持ちました。ただ時間の制限もあるので、分割で良いということもあり、質問によっては一括の方が馴染むものもあるのかもしれません。慣れるまではもう少し時間がかかりそうです。