2003年6月の民主党静岡県連大会で、5年間県連会長を務めた渡辺周衆議院議員から現在党幹事長を務めている細野豪志衆議院議員に県連会長がバトンタッチされ、私はその当時に常任幹事に選任され早いもので10年の月日が過ぎました。
現在の静岡県連の会長は榛葉賀津也参議院議員が2度目の会長を務めています。私もこの10年で幹事長代理や副幹事長、副政調会長など要職に就かせていただいたのですが、何をしたかと言えば何もできなかった様な気がしています。党に関する勉強をさせていただきましたが、まだまだ不勉強な部分も多々あり、地方の声をしっかり伝えてきたかと言えば、現在の状況から言っても決して十分とはいえず反省点も多くあります。
しかし、この10年で多くの方との出会いがあり、それは大きな財産であると感じています。、また、別れというと大げさですが、捲土重来とはいかずに党を離れた方も数多くいたことは事実で、残念な部分です。政治は当落がはっきりしていますので、辛い場面も目にしてきました。そして、この間の一番大きな成果はやはり政権に就いたことでしょう。民主党は昨年暮れに3年3ヶ月の政権の座から野に下り、国民の信頼を失墜する結果となりましたが、その責任をしっかり受け止めて、再度一から出直しすることしか道は開かれないのだと考えています。
10年前の常任幹事は私の記憶では十数人でしたが、今では当時に比べて仲間が増えたことは確かです。
この多くの仲間たちと真摯な気持ちで出直しすることこそが、党の立て直しといいますか、少しでも信頼回復に繋がる道だと信じています。
第200回の幹事会を迎えて、今は『常に初陣』の榛葉会長の信念の如く、常に初心を忘れずに国民・県民の目線で全力で働くことを改めて肝に銘じたいと思います。