熱海商工会議所、熱海市観光協会、熱海温泉ホテル旅館協同組合の3団体主催による平成24年「新年賀詞交歓会」が熱海商工会議所2階の会議室にて開催されました。
毎年恒例のこの賀詞交歓会は市議会議員時代から必ず出席して参りましたが、昨年から県議になり来賓として祝辞を述べさせていただく機会をいただいております。
市内の政財界の関係者ら約100人が出席し、まず主催者の3団体を代表して熱海温泉ホテル旅館協同組合の内田進理事長が挨拶に立ち、東日本大震災とその2次被害による宿泊キャンセルをはじめとする観光客の減少についての厳しい状況を振り返り、「東日本大震災は今後も日本人が生きていく中でいろんな教訓を残してくれた。企業の延命方法も残してくれた。私たちも一生懸命努力しますが、宿泊産業が努力しきれない足りないところは行政に助けてもらわないと厳しい。熱海に観光がなくなると単なる町か村。タクシーが20台もあれば足りてしまうことになる。そうならないように今年の辰年を頑張りましょう」と挨拶されました。
その後、齊藤市長と梅原議長が来賓挨拶を述べられ、私も県議として昨年の東日本大震災で、静岡県が岩手県の遠野市を後方支援拠点として大槌町と山田町を中心に行いました沿岸の支援に対し熱海市長はじめ市職員の皆様、また3団体の皆様はじめ関係する皆様、多くの市民の皆様にご協力とご支援のお礼を述べさせていただき、現状の防災状況の要点と新東名高速が本年初夏に開通による観光活用及び昨年本会議で2回質問したカジノ複合施設に関しても触れさせていただき、微力ではありますが全力で努力し働くことをお約束し、ご挨拶とさせていただきました。
その後、出雲孝夫熱海警察署長の発生のもと乾杯が行われ、新年の幕開けを祝うとともに今年一年の安全と繁栄発展を祈念いたしました。