橋本かずみ活動ブログ

総務委員会にて浜岡原発視察

平成23年8月18日静岡県議会総務委員会にて浜岡原子力発電所の視察を行いました。
当初7月に視察を計画していたのですが、台風のため中止となってしまい、今回改めて視察実施となりました。
浜岡原子力発電所の視察は4月22日に民主党・ふじのくに県議団でも視察を既に行っていますが、その時点では浜岡原発は稼働していました。政府と中部電力の判断で5月13日に4号機、翌14日に5号機が停止し、全号機が停止しました。現在は国の要請に従い防波壁の設置などの対策に取り組んでいおり、4月の議員の改選により、所管である総務委員会として原発視察を早急に行うということになっていました。
視察は総務委員会の宮沢委員長を含む9名の委員と随行の経営管理部・危機管理部・出納局の部付・局付主幹の職員の皆さん、そして議会事務局から議事課長補佐と議事課主事が参加、15名の一行となりました。
午前10時30分にJR静岡駅前に集合し議会バスにて御前崎市に向かいました。
浜岡原子力発電所に到着後、早速、総合事務所長の水谷良亮所長から歓迎のご挨拶を頂き、宮沢総務委員長も視察受け入れの御礼の挨拶が述べられました。
概要説明が行われたのち、3号機の視察・海水系ポンプエリア、取水槽エリア・防水構造扉、非常用ディーゼル発電機・災害対策用発電機を現地視察しながら説明をいただき、続いて、発電所全面砂丘堤防、緊急時対策所の視察を行いました。

その後、質疑応答の時間が設けられ、委員からの質問は

・水素爆発が無い様な対応の安全弁について(答:格納容器が破裂しないように中の空気(水素・蒸気)を排気塔から排出するため、1・2号機はマーク1、3・4号機はマーク1は改良型)
・ハード面の浸水防止対策について、県と地元4市において国の指針の10キロ圏内ということだと思うが、1原発の被害を考えると20キロ圏内までが警戒区域・指定区域、最悪の事態を考えると地元の安全協定がある。地元との情報共有が大事だと思うが。(答:安全協定についてはまだ国の指針を待つところもある。10キロ圏を膨らますとかそういう話はできないが、情報については御要望があるので、4市の外にいる5市2町からも同じように情報が欲しいということなので連絡体制についても協議を進めている)
・放射線については地元ということよりも、どういう状況かわからないのでなるべく広い状況の中で。(答:情報は隠すつもりは全くないので、オフサイトセンターみたいなものが立ち上がりますとなかなか私どもが直接できなくなる可能性はある、そういう場合も含めてどういうふうに情報を出した方がいいか調整する)
・福島へどのくらいの方を派遣しているのか。6号プルサーマルの件も含め、中電さんのこれからのプランも含め新エネルギーのついて考え方を。(答:3月11日以降、事業者間協議を結んでいる。本来東北電力だが、東北電力も被災していて、中部電力が管理会社になり当初電力全体で300人体制、うちから50人くらいで対応、交代要員も必要だった。いまは落ち着いて管理会社で対応している。中電で今は24名を出している。)今も一軒一軒の庭先の線量等測っている。発電所の修理修復については東京電力と東京電力の協力会社でやっていてその周辺の対応をやっている。原子炉についての考え方は、日本のエネルギー事情ということを考える、国が国策として原子力を進めようとした30年、その時と今を比べるとどちらかというと今の方がエネルギー事情は悪くなっている。まず化石燃料の高騰、4%しかエネルギーの技術なく96%を考え化石燃料の枯渇、次の変わるのもは核融合か燃料電池かもしれない。実用化は相当先であり、その間をつないでいく物は再生可能エネルギーが必要。大口の皆さんには原子力はその選択肢の一つとしては変わらないと思う。白紙からエネルギー政策議論という話がありますのでこれから議論されると思うが、一定の役割も原子力が持つということだろうと思う。この考え方は社長も同じだと思う。
・3、4、5基の対応年数は。(答:法定対応年数というのはなく、圧力容器の寿命。中性子を吸収する程度で決める。50年60年持つ。脆化の程度を細かく見る長期保全計画の制度で。美浜と福島の1号機が間もなく超えると言っていたときに事故が起きた。
・災害対策用発電機について、給油の場合の時間は、被災の場合自動でできないか?
(答:1回250リッター10分かからないくらい、10時間は現状で持つので大丈夫 訓練は初動の時間を短くするように行っている)
・菅首相が一番危険だと言ったが、核燃料固有集合体の振動数が想定地震の周波数に近いという問題点がここにはあると聞いているが。5号機が揺れやと記されているが地盤は大丈夫なのか。(答:どこでも同じで、燃料の振動数は。分析すると燃料の揺れやすいところがあるかもしれないが、100年に一度はマグニチュード8くらいの地震は来ると推定されていた。2連動3連動も考え研究して600ガルにした。目標値を1000がるに上げた経緯。
・20キロ30キロ圏の地図がほしい。
・使用済み燃料棒があるが、それぞれの電力会社で保管するしかないか。(答:六ヶ所村の工場も年間800トン、1000トンだと200トン処理できない。中間的にどこかに貯めておくという考え方(中間貯蔵は中電には無いが使用済み燃料は現在6台1135トンある)
・風は南西が七割
・原子力の災害で自然災害に絞られているが、想定外の施設の警備は。(答:テロについてだと思うが、9.11同時多発テロ以降、詳細は言えないが、警察等と協力して想定し訓練等を行っている。
・計画停電が今夏で回避された場合、再稼働は更に厳しくなるのではないか。(答:3・4・5で15%くらいで、何もしなければ計画停電は起きているかもしれない。3年も動かしていない火力発電を動かすなど伸び率を6%くらいでやっている。焚く燃料もなくなる問題もあるので、浜岡は逆に早く止めたので対応ができた。今年の夏超えたらいいということではない。夏予定していた定期点検を春に寄せている。運転再開はまだ考えていない。発表した対策をまず理解してもらうこと優先。余裕を持った見通しを考えなければならない。)
・防波壁について、側面の津波や引き波等の被害を東日本大震災で見たが、車や船舶、家屋が流されてきたときの対策は万全か。(答:防波壁18メーター盛り土が丘につながっており、ぐるっと守られている。やまがわからという引き津波についての問題は大丈夫。従業員の車が敷地内にあるが、取水槽のへの漂流物流入防止策はとっている。)
・万が一防波壁を超波した場合砂混じりの海水でもブルドーザーなどは動くのか。(答:高台に確保してあり、社員が運転できるようにしてある問題はない。)

今回の視察に際し、ご協力いただいた中部電力の皆さま及び議会関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

橋本かずみプロフィール

橋本一実(はしもと・かずみ)
1964年(昭和39年)10月20日生まれ、54歳
家族:母、妻、1男2女
静岡県熱海市清水町5-17
●静岡県立熱海高校卒業(1982年度卒)
●株式会社東海プランニング代表
●熱海市交通指導員(2002年~)
●熱海市バドミントン協会会長(2008年~)
●熱海高校同窓会みどり会会長(2017年~)
●熱海ワイズメンズクラブ会員(1998年~)
●熱海コミカレねっとわーく会員(2002年~)
【公職・政治歴】
●2002年9月:熱海市議会議員初当選
●2003年4月:熱海市議会議員再選
●2007年4月:熱海市議会議員3選
●2010年10月:静岡県議会議員初当選
●2011年4月:静岡県議会議員再選
●2014年5月:静岡県議会厚生委員長
●2015年6月:衆議院議員秘書
●2019年4月:熱海市議会議員4選

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