3月10日、明日で東日本大震災から2年を迎えるということもあり、今日は熱海市内で大津波警報が発令されるといった想定の訓練が行われた。
最近また地震の回数が増えているような気がする。十分注意が必要です。
さて、今日は午後市内のホテルにて東海医療学園専門学校の卒業式が挙行され来賓としてお招きいたきましたので祝辞を述べさせていただきました。
卒業生の皆さんの表情は、とても希望に満ちている清々しい表情で充実した3年間であったことが窺えました。
これからますます社会が高齢化していくにあたって、皆さんの学ばれた東洋医学のスペシャリストとしての責務は重大です。
更に皆さんの必要性は益々高まっていくことでしょう。
この東海医療学園専門学校で学ばれたことを誇りに、2年間で身につけたノウハウを武器にして、志を忘れず、前進して欲しいと思います。
皆さんの飛躍を心からお祈り致します。
ご卒業おめでとうございます。
鍼灸マッサージの資格取得にご興味がある方は
東洋医学とは(東海医療学園専門学校のHPより抜粋)
人間が本来持つ自然治癒力を最大限に引き出し、病になる前に健康を取り戻す、という予防医学的考え。それが東洋医学のコンセプト。
東洋医学は古い時代に中国から導入された医学が、長い時代を経て日本的な修飾を経つつ体系化された医療体系をいい、漢方薬と鍼灸・按摩などの物理療法、食事療法をはじめとする養生法など、健康維持に関する様々な方法を幅広く含んでいます。
東洋医学の原則では、人体を統一された有機体としてとらえ、たとえ身体の一部に異常が認められたとして全身的な関連において考え、いわゆる「気」のバランスの乱れを診察し調節するよう治療します。1971年、当時のニクソン大統領訪中に先立ち中国を訪れたニューヨークタイムズのレストン記者により、中国の鍼麻酔が世界中に報じられ鍼に関する関心が高まりました。
近年では、1997年米国国立衛生研究所(NIH)が開催した「鍼に関する会議」により手術後の吐き気や嘔吐、つわり等に有効であるとする合意声明が出されるなど、欧米においても鍼灸に対する期待と関心が益々高まってきています。