28日午後6時より、上宿町のYMCA青少年センターに於いて熱海ワイズメンズクラブ5月定例会が開催され、ゲストに国際幼保プロジェクト園長の中井恵子さんをお招きして「幼児教育と英語イマージョン教育のこれから」と題した講話をしていただきました。
熱海ワイズメンズクラブは、年間数名の講師の皆さんを招いて、「卓話」の時間として、お話を伺うのですが、今回は青少年健全育成支援を会のメイン事業としていることもあり、教育関係の卓話として、中井先生をお招き致しました。
今、各自治体では、待機児童の問題や認定こども園、保育ママなどこれから新たな幼児教育や地域体制の議論が進みつつあるなかで、克服していかなければならない課題が山積している事も事実です。
そんな中で、今回は、英語イマージョン教育を国の特区制度を活用し、株式会社の小学校を設立され、幼保教育×英語イマージョン+学童保育という新たな取り組みにチャレンジしているプロジェクトの状況を伺いました。
ここまで来るのには大変なご苦労もあった様ですが、数々のハードルを越えられ、現状の我が国の国際社会の中で求められている英語力の向上と子どもたちの将来に必要なひとつの国際競争力に勝ち抜く人材育成のための教育制度であることを感じました。
しかし、公的支援がまだ受けられていないことなどからまだまだ課題も多くあるようです。
在来の教育制度も守らなければならない基本的なことはあると思うのですが、見直しが必要な部分についてはしっかり見直し、進めていかなくてはなりません。
地域の再生には雇用創造のための企業誘致に目が行きがちですが、そのことだけでは地域の発展は望めません。やはり魅力ある教育が受けられる地域に発展はみられていると思います。
この幼児教育と英語イマージョン教育の取り組みを今後も見守っていきたいと思います。