網代おやじの会の新年懇親会後、すぐに自宅に戻り視察出発の準備及び時間があれば予習・・・
というのも今回の視察、移動時間も有効にと考えて寝ている間に移動ということで(本当のところは聞いていませんが)JR熱海駅を18日の深夜23時21分発の寝台特急サンライズ出雲に乗車し、出雲へ。
今回の視察目的は、富士山の世界文化遺産登録を6月に控え、その前に石見銀山の世界遺産登録後の観光振興策や石見銀山世界遺産センターの運営状況や街並みの状況などを学ぶため、そして、島根県では既報の小中学校における「アンケートQU」の導入について、また境港観光協会では水木しげるロードの地域活性化について、米子市では「本の学校」等の視察を行いました。
JR出雲市駅には予定通り19日午前9時58分に到着。
市議時代に北斗星で北海道のニセコ町の視察に行ったことがありますが、その時はほとんど列車の振動と音で睡眠が取れなかったことを覚えていましたので、今回こそは絶対に寝る!!とトライしましたが、やはりなかなか寝れませんでした。ということで今日も寝不足気味です。
さて、到着後はやはり出雲市と言えば縁結びの神様「出雲大社」ということで会派の一行でお参り致しました。
さて、今回は、石見銀山世界遺産登録についての報告を致します。
お忙しいなか大田市議会事務局次長和田様と観光振興課長川島様が対応、説明してくださいました。
大田市(おおだ・し)は人口42000あったが、現在39000人、熱海市と同じくらいである。
文化庁 島根県 大田市 約10年の動き
世界遺産リスト登録
市は遺跡の保存し石見銀山課ある
ロビー活動により逆転登録が叶った
日本で14番目のアジアで初産業遺産
世界経済で与えた影響
配布気泡 遺跡として残っている
石見銀山行動計画を作成
一年かけて200人で取り組む これを現在も進めている
遺跡痛んだり、空き家出てる
伝える、招くに力を入れている
17年18年20万人が倍の40万人、70、80万人になった
19・4パークアンドライド開始
19・7世界遺産登録
19・10センターガイダンス棟 オープン
20・10龍源寺間歩行き路線バス廃止
ドル箱路線廃止 年1億あった
21・7音声ガイド導入 貸出500円4カ国後100台
22・3街並み電線類地中化
看板制度等
石見銀山ガイドの会 ボランティア80人
渋滞緩和 現地案内人10人 観光案内駐車の誘導などに当たっていただいている
石見銀山保存会
現在50万人で推移 ピーク時に80万人の観光客、路線バス廃止で30万人減少し団体客減った
13から15店舗ほど飲食店 土産物は増えている
宿泊施設近くにない 通過型観光になっている
昨年5年後経過で見直し 5周年観光キャンペーン 石見銀山ワーキングミュージアム
歩く、めぐる 6ケ月間もキャンペーン
環境に優しい電気バス 夏休み期間 タイアップする海から漁船を使ったガイドツアー
街道ガイドツアー
らとちゃん、サザエ (ラトー)100円 キャンペーン期間中得点あり
神話博から直行バス
23年498
入込減
行政主導出来た
四本 構成資産 管理状況は、
14の構成資産の内訳は、保存エリア指定の場合、民間所有で外観規制等もある。市が直営でやっているものは指定管理もある。
ということで、メモ書きで申し訳ありませんが、この後、石見銀山世界遺産センターと、町並み散策に移りました。
町並み散策では、偶然ボランティアガイドの会の安立会長さんがガイドを申し出てくださいました。これまた奇遇にも安立さんは、今週末の2月23日富士宮市にて開催される富士山世界文化遺産登録関係のパネリストとして招待を受けて静岡に行く予定と伺い驚いてしまいました。
安立会長さんのおかげで約800m有意義な視察散策ができました。画像は地域の皆さんが協力して景観を守るために工夫されている自動販売機やプロパンガスや郵便ポスト、エアコンのモーターまでもドレスアップ…ここまでするとは流石です。
大田市は当初絶望的と言われた世界遺産登録を市を挙げてバックアップをし、裁定を逆転しての認定を勝ち取りました。
市民や地域の皆さんの熱い思いが伝わってきます。
視察でお世話になりました、大田市の皆様、大田市役所の皆様ありがとうございました。