平成24年4月28日(土)・29日(日)の両日、第23回熱海をどりが熱海芸妓置屋連合組合主催にて熱海芸妓見番にて開催されました。
この時季になると芸妓見番前の初川沿いに芸妓衆の幟が立ち並び、毎年の風物詩にもなっていますが、昨年は東日本大震災の影響で中止となり、幻の22回となったわけですが、その分今年は初日から天候にも恵まれ多くの来客で超満員状態でした。
初日の28日には川勝平太静岡県知事も芸妓衆の舞を見に来られ、オープニングでの舞台挨拶をしてくださいました。
知事は、「芸妓文化は日本の重要な文化。日本には2800人の芸妓さんがいて、その1割弱が熱海にいるが、芸妓衆は静岡県の重要な財産」と話した。また、故坂東美代吉師匠の菩提寺の大乗寺で行われる撥扇塚供養にも触れて、物事を大切にする心は大切と挨拶、約1時間半の間、芸妓衆の優雅で艶やかな舞をご覧になりました。
私は知事の隣の席にに観覧させていただきましたが、知事は見事な芸妓衆の舞に「素晴らしいですね」「よく練習されていますね」と称賛されていました。
舞台では、創作囃子曲「音連れ」、長唄「雨の四季」、常磐津小唄俗曲「商売繁盛容彩」を上演し、観客を魅了しました。