2012年4月4日、静岡コンベンションアーツセンターグランシップに於いて静岡県・浙江省友好提携30周年記念式典が開催されました。
この式典には、夏宝龍浙江省長を団長とする浙江省代表団約580人が来県してくださいました。
式典では、川勝平太知事の主催者挨拶、夏宝龍浙江省長の挨拶、植田徹静岡県議会議長挨拶、栗原績静岡県日中友好協議会理事長挨拶、そして、程永華中華人民共和国駐日本国特命全権大使のご挨拶がありました。
続いて、功労者表彰が行われ、受賞者の静岡県日中友好協議会前理事長の故井上光一さんと静岡県日中友好協議会前理事長の故鈴木重郎さんに対して川勝知事から表彰状と記念品が手渡されました。
また、ロゴマーク製作者感謝状の贈呈が行われ、受賞者の静岡文化芸術大学デザイン学部4年の稲本倭子さんと有馬朗人静岡文化芸術大学理事長に感謝状が手渡されました。
次に、芸術文化や医療など5分野の分野別の協定等調印式が行われ、立会者として川勝知事と夏省長が同席しました。
記念式典はスムーズに終了し、第2部では静岡交響楽団・静岡フィルハーモニー管弦楽団と浙江交響楽団による親善演奏会が行われ、日中両国の伝統的な楽曲などを奏で合同演奏も披露しました。
また、川勝知事が指揮者として見事な指揮を披露し、夏省長も自慢の二胡の腕前を披露していただき、会場は大変盛り上がりました。
グランシップでは16日まで浙江省の四季と歴史を紹介する写真展、ツインメッセ静岡(駿河区)で5、6の両日に浙江―静岡名品展覧会も行われています。
両県省は1982年に友好協定を締結。活発な交流が評価され、2年前の中国国際友好都市大会で「対中国友好都市交流提携賞」を受賞しています。
昨日の悪天候から一転し、本日は富士山の良く見える好天に恵まれ、静岡が自慢できる素晴らしい富士山を見ていただくことができました。
今後、更に両県省の絆が太く強いものとなるよう努めていきたいと思います。