過日、6月11日、鎌田武俊市議と民主党伊東支部の杉本さんとともに愛知県知多半島へ自然農法の視察に行きました。
食料を生み出すプロセスで、農薬や化学肥料を使用することは、循環調和する自然生態系の連鎖を狂わせるとして昨今自然農法は特に注目されています。
今回は、日頃お世話になっているいづのめ教団の方々にご案内いただき、どのような状況で取り組まれているのか、現地を見ようということで知多半島の農場視察へ伺いました。
この農場で主に取り組んでいる手法はEM農法といい、有用な微生物を利用した農法です。
現地で代表理事の熊崎さんに説明をしていただきました。
自然農法と言うからは堆肥を使用し、現地ではその匂いが気になるのではないかと思いましたが、全くそのようなことはなく、堆肥は牛糞ということでしたが、EMの成果で糞が腐敗せずに発酵するということで画像のように土のにおいを嗅いでもほとんど無臭で、自然の土のような素朴な匂いがしました。
化学肥料など農薬を使わないことは、自然のためにも大変有効であり、地下水の汚染等の心配もなく、土地や河川への影響が少ない。
また、人体への影響についても、無農薬は大きなメリットと言える。
現状、食品市場ではまだ価格的に自然方法の品物は高価であるのですが、今後の流通やこのような積極的な育成への取り組みが価格安定にもつながるものと思います。
子どもたちの学校給食や高齢者の施設の給食にはこのような安全な食材をできるだけ使ってほしいものです。
私も今後更に自然農法を学んでみようと思います。
お世話になりましたいづのめ教団の江島教区長はじめ皆様に心から感謝申し上げます。