公平性を保つためとされ、更に細分化された計画停電について、新グループ分けが公表されました。細分化による長期化が心配される中、どのようなメリットデメリットがあるのか詳しいことはまだ分かりません。26日(土)・27日(日)の計画停電が中止となり、この2日間で新グループの周知をしなくてはなりません。
熱海市内の計画停電の新グループ分けについてはこちらをご覧ください。
■静岡県熱海市内の住所一覧
観光地熱海としては、この計画停電が非常に重く厳しくのしかかっており、お客様のキャンセルが多発している。今日も市内のホテル・旅館の社長さんに話を伺いましたが、本来は稼ぎ時の春休みのこの時期、計画停電があるというだけで、子ども連れの客様は家ならまだしも慣れないホテルで停電では子怖がる・・夕食を楽しみで・・なのにその時間が停電では・・宿泊はできないと敬遠するという。仕方ないといいますか観光気分を台無しにしてしまうのだろう・・キャンセルは当然のことかもしれない。
確かに、東北沖大地震で後楽ムードではないにしろ、熱海だけではないのでしょうが二次災害と言っても過言ではない悲惨な状態であり、既に従業員を解雇しようとしているところが殆どではないかと感じています。
熱海の起雲閣の入場者が先週の連休で前年対比8分の1だったと報道されていましたが、まさしく熱海市全体が、本当に危機的状況に直面している。
国・県・市も人命優先で東北沖震災の対策で、今は手が回らい状況なのだろうが、被災以前から景気低迷の折り、厳しい状況を強いられていた観光地にとっては、この災害と計画停電で倒産や従業員の大量解雇などの二次災害とならないように、しっかりと手だては打っていかなければ、この状況をなんとしても切り抜け、観光を守らなければなりません。