平成22年7月24日から26日までの2泊3日で朝霧高原にある富士山YMCAグローバルエコビレッジにて子どもたち対象のサマーキャンプを行いました。
小学校1年生から中学生までを対象におこないましたが、今回は27名の子供たちの参加と、リーダーとして浜松大学の大橋さんと田中さんの2名の学生さんにご協力いただきました。
子どもたちの健全育成を目的に、ワイズメンズクラブの主たる事業として青少年委員会が中心となり開催に至りましたが、少子化や経済情勢の悪い中で参加者の募集についても、ここ数年減少傾向にありました。
昨年までは姫の沢少年自然の家キャンプ場にて数年続けて開催していて、低学年の子どもたちにとっては初めての「友達とお泊り」の体験、近くで開催されるといった不安軽減(保護者にとっても)もあり、多いときには100名を超える参加者がりました。
しかし、最近では30名前後の申し込みが続き、何か工夫をと考え新天地というか新たな話題性の場所ということで青少年委員長さんや役員のみなさんと協議し、今回の朝霧高原の富士山YMCAグローバルエコビレッジという施設に決まりました。
自分も過去2度ほど青少年委員会の委員長を務めた経験があり、その時は御殿場にある少年の家と熱海の姫の沢少年自然の家でどちらも2泊3日で行いましたが、今回は熱海を離れることや参加費の問題などから1泊が妥当かなと思ったのですが、宿泊施設に何とエアコンがあること、つまりテントでの宿泊ではなくロッジで、睡眠しやすい環境が整備されていて寝不足でつらくなり、ホームシックに陥る子どもが複数現れるといった過去の経験も参考に、今回はこの心配は避けられそうかなと考え2泊3日を決め、また保護者のみなさんにも夏休みに入って子どもたちから解放というと誤解が生じるかもしれませんが、1泊より2泊のほうがよいかなと勝手な名解釈もさせていただき今年は2泊3日に決まりました。
24日午前9時に来宮駅前から出発、多くの保護者とYMCA、ワイズメンズクラブのメンバーのみなさんのお見送りをいただきました。(ありがとうございました。)行きのバスの中ではリーダーの案で歌など歌いながら楽しく過ごし、約1時間半後に目的地に到着、散策しながら陣馬の滝というところで昼食をとりました。陣馬の滝は、五斗目木川にかかる滝で、上流からの水の流れと、溶岩のすき間から湧き出す水が滝をなしていて、白糸の滝と同じように、富士山麓の湧水の仕組みの一端を見る事が出来、中州に渡ったのですが水の冷たさに足が痛くなるほどでした。陣馬の滝から田貫湖まで焼1時間歩き、その後は車でビレッジまで移動し開村式を行いました。
開村式ではワイズメンズクラブの宝田富士山部部長、熱海グローリークラブの勝又会長、富士宮クラブの鈴木会長、遠藤次期富士山部部長が来賓として駆けつけていただき祝辞をいただきました。
夕方からは夕飯のカレーライス作りに入り飯盒炊飯にておいしいご飯も炊きあがり皆で楽しく食べました。
2日は朝6時起床でラジオ体操のあと、午前中はクラフト政策ということでロケットとブーメランを作り、昼食後、野外で打ち上げを楽しみました。
2日目の夜は夕食後雨が降ってきて中止の心配をしたキャンプファイヤーでしたが、何とか雨も上がり、無事に点火式も済ませ、楽しくゲーム等を行いました。
最終日は9時に閉村式を行い、子供たちは自衛隊見学を予定していて予定通りにロッジを後にいたしましたが、自分は熱海ワイズメンズクラブの7月初例会が夜6時30分から開催されることと午後1時30分から熱海市農業委員会総会があることで一足早く他のメンバーとともに熱海に戻りました。
期間中お世話になりましたエコビレッジの皆様、関係者の皆さまに心よりお礼を申し上げます。
ありがとうございました。