丹那神社例大祭に参列させていただきました。
熱海市梅園町の丹那神社及び丹那隧道工事殉職者慰霊碑の前にて開催されました。 この丹那神社例祭は丹那神社奉賛会が主催し、地元町内会や大楠輦の御神輿、笛伶會の太鼓とお囃子、地元町内子ども会も参加して3年振りに賑やかに開催されました。
ラインアスロックなどご当地ヒーローも登場!
子どもたちに大人気でした。
子どもたちに大人気でした。
神事では、まず、丹那神社前の上拝殿にて雨宮宮司さんにより祓い言葉奏上、参列者は玉串を奉てんせていただき、神事後は慰霊碑の前にて、斉藤熱海市長、大石熱海警察署長の挨拶等があり、故仁杉巌・元国鉄総裁のご友人、熱海市在住の元防衛大臣の久間章先生がご挨拶されました。
殉職者慰霊につきましては、1921(大正10)年4月1日、丹那トンネルの東口工事現場で起工以来最初の大崩壊事故が発生し、多数の犠牲を伴う大惨事となりました。 坑口から300m(現在の熱海梅園内「香林亭」あたりの直下)の地点で、長さ約70mにわたって崩壊が起き、作業中の33名が生き埋めとなりました。
関係者を先頭に必死の救援活動もむなしく、8日後奇跡的に救出された17名を除く16名の命が奪われ、尊い人柱になってしまったのです。 同年6月26日には、鉄道大臣をはじめ、関係者400余名により慰霊祭が執り行われ、丹那神社は、このトンネル工事の犠牲者の英霊の鎮魂の意味を込めて、工事の守り神として坑口上に建立、当初「隧道神社」と命名されて現在地に祀られましたが、後に「丹那神社」と改称されて今日に至っています。
その後、1924(大正13)年の西口の湧水事故や1930(昭和5)年の北伊豆地震による崩壊事故、その他の事故による犠牲者も合わせ合計67柱の英霊を祭神として祀っています。
丹那神社で今日だけ特別販売された「難関突破」御守、人気になりそうです。