『子供たちの時代に実を結ぶ壮大な計画を!』
これは、私が20年前、初出馬して初めて掲げさせていただいた政策のひとつ。
箱モノ建設による活性化は、経費と市民のコンセンサスの観点で問題が多く、
付け焼き刃的な考えでモノを建設する手法は避けなければなりません。
目先ではなく、わたしたちの子や孫の時代に、大きな実を結ぶような漠然とした考えですが、
熱海に関東一を誇る素晴らしいサクラの大型公園を長期構想で整備できればと思っています。
「自然」には普遍性があって飽きがきません。
「鑑賞時期が限られているじゃないか」とのご意見もあるでしょうが、
熱海の風土なら早咲きのアタミザクラに始まりソメイヨシノまで、長いスパンでサクラが観賞できます。
品種ごとにゾーニングし、年末から4月頃までサクラを鑑賞できるようにしたいのです。
それも、中途半端な規模でなく、
「サクラと言えば熱海」という言葉が定着するスケールの大きいものにしたい。
こうすることによって、シーズンになれば必ずマスコミに取り上げてもらえ、
多額の宣伝費を掛けなくても、大きな効果が狙えます。
20ー30年後に大きな成果が表われるような「未来への種まき」をおこなうことが
わたしたちの使命ではないでしょうか。
先人たちへの恩返しのために、がんばっていきます。
20年前に経ってもこの思いは変わりません。