今年も熱海の夏といえば、来宮神社例大祭「こがし祭り」です。
祭りの一環として、国道135号を交通規制して行う「こがし祭り山車コンクール」が開催されました。
熱海で一番盛大な催しです。
毎年、この祭りでは、交通指導員としての職務も果たしながら、同級生との交流も楽しみにしています。
このお祭りは、各町内から山車(伝統の木彫りやアイディアを駆使した装飾山車)そして神輿です。
30数基が東海岸町の審査会場へ繰り出します。
山車のほか、6団体の御輿も会場を練り歩きます。
こがし祭りの「こがし」について、来宮神社の社伝によれば、和銅3年(710年)6月、熱海湾で漁師の網に木の根がかかることが三度あり、よく見ると神像のようだったので、松の下に祀って、持っていた麦こがしを供えました。
その夜、夢に五十猛命(いたけるのみこと)が現れ、潮騒が耳障りであるとのご神託があり、現社地に遷祀した、、ということです。
毎年、来宮神社の例祭では、この麦こがしをお供えしています。
麦焦がし、麦粉菓子とも書き、大麦・裸麦を炒ってひき粉末にしたもので関西でははったい粉、炒り粉とも呼ぶばれています。
この二日間は、熱海市民のみならず、熱海を訪れた皆さんも大人から子どもまでお祭り一色です。