今日は「富士山」世界遺産登録1周年記念行事が沼津市のふじのくに千本松フォーラム「Plaza Verde」で開催されました。
午前11時からのふじのくに千本松フォーラム「Plaza Verde」内覧会に参加しましたが、まずはじめに静岡県と山梨県主催の「富士山」世界遺産登録1周年記念式典をご報告致します。
午後1時半から、1階のコンベンションルームAにて多くのご来賓をお招きし開催されました。
川勝平太静岡県知事、横内正明山梨県知事の開会・主催者あいさつの後、世界遺産認定書が披露されました。
川勝知事は、富士山が世界の宝となり1年が過ぎました。富士山の普遍的価値を広め、後世に伝えるとともに、霊峰の姿に恥じることのない人、環境、地域づくり、すなわち“富士の国”づくりを進めていき、富士山を一緒に守っていきましょうと挨拶。
横内知事は、世界遺産登録後2度目の夏を迎える富士山。霊峰を後世に引き継ぐ取り組みは緒に就いたばかりです。本日は皆様と思いを共にし、富士山保全への更なる一歩を踏み出す機会としたいと思います。今年一年さらに頑張っていかなくてはと挨拶。
また、多くの来賓が駆け付け、渡辺周衆議院議員、藤本祐司参議院議員の姿も見えました。
静岡県庁本館に、この認定書のレプリカが展示されていて先日登庁の折りに撮影しておいたのがコレです。
でも本日披露されたものは本物で、昨年の6月22日にカンボジアのプノンペンで開催された第37回世界遺産委員会においてめでたく登録が決定し、いただいた認定書です。改めて本日壇上にて披露されました。
つづいて、“富士の国”づくり会議の発足式が行われ、代表して静岡県商工会議所連合会の後藤康雄会長から“富士の国”づくりに向けての8つの要旨が読み上げられました。
自分が良いなと感じたのは、5.四季折々の変化に鋭敏な感性を涵養する。という要旨。
富士山は、四季によって本当に表情が変化し、その日の朝や夕にも変わる表情は何ともまさに芸術の源泉です。
この愛すべき日本の象徴富士山をしっかり守り後世に継承していかなければと改めて思いました。
ふじのくに千本松フォーラム「Plaza Verde」内覧会ですが、沼津駅北口にできた総合コンベンション施設です。
正式オープンは、7月20日です。※【会議場施設】 平成26年8月1日(予定)【展示イベント施設】 平成25年7月18日
設置者は、会議場施設が静岡県、展示イベント施設が沼津市となっています。
この場所は以前にキラメッセぬまづがあった場所です。展示イベント施設として活用できる多目的ホールは以前と比較して音響効果が向上し、柱も無く照度もアップしているということです。
市民ギャラリーや市民サロンも色々組み合わせて活用できそうです。
会議室も少人数クラスからいくつかのサイズに分けられ、国際会議にも対応できる同時通訳ブースの設置もできる400名収容可能なコンベンションホールBやこの「富士山」世界遺産登録1周年記念式典が開催されたコンベンションホールAにおいては約1100名が収容できます。
ちなみに西側駐車場159台、東側駐車場446台 で計605台収容可能です。
また、ホテルが一体的に整備され、数日間の会議も宿泊も併せてできる優れた施設です。
屋上には、庭園まで整備されていました。「Plaza Verde」愛称プラサ ヴェルデはスペイン語で緑の広場を意味し、世界から集まるコンベンション施設を目指します。
地域の活性化にも大いに効果が見込まれる素晴らしい施設が完成しました。