平成25年9月19日(木)熱海市の伊豆山神社にて「第62回源実朝を偲ぶ仲秋名月伊豆山歌会」が開催されました。
歌人将軍<源実朝>を偲び、毎年仲秋の名月の日に歌会を開催しています。
今年も現代歌壇の諸先生を選者にお招きし、古式ゆかしく十五夜祭が行われました。
篠弘先生が舞台の上で奉書紙に「老いそめて己れの失ひけるものが月の光にゆたやかに見ゆ」と書き詠み上げました。
続いて沖ななも先生、川野里子先生、辻隆弘先生の歌も詠みあげられました。
そして、地元小中学生による実朝の舞も十五夜の月のもと奉納され、多くの観客を魅了しました。
大変幻想的で優美な感じが致しました。
また、献奏として 筝の加藤登美緒先生やフルートの須藤英二先生の演奏もありました。
昨年よりも演奏者も増え、今年はさらに能楽囃子やリコーダーも演奏され、素晴らしさを増していました。
この歌会も年々観客も増え盛大になっていきます。