平成22年2月10日午後1時よりコミカレねっとわーくが網代隧道の落書き消去を行いました。
今回は網代隧道の落書き消去ということで、この日参加できたコミカレメンバー10名で12時30分に熱海市役所ロビーに待ち合わせ、コミカレの作業エプロンと軍手等用意し、出発しました。現場には市建設課の職員の皆さんがペンキやはけ等の準備をしてくださっていて、指導のもと消去活動にあたりました。消去の為の所要時間は30分程度でしたが、メンバーは「落書きを消すと清々する」、「日頃運動していないので良い運動になった」等今回の活動の感想を述べていました。コミカレねっとわーくは現在会員数約30名で50代から80代までの元気のお年寄りの方が多く、今まで鎌倉古道(市内伊豆山から泉地区の古道)の整備、市内の雑草駆除活動や梅園の整備、駅前の足湯の掃除等を行ってきました。今回のこの消去活動は今まで調査等行ってきましたが、なかなか前に進まず、というのも落書きをされた箇所が、県・市・民間によって許可をいただく窓口が違うことや、危険性をともなう場所等、それぞれ状況が異なることや、民間のものについては連絡がつけられないなど、速やかに消去することの難しさに頭を痛めていました。一昨年の12月に氏名公表と5万円の過料が科せられる『熱海市落書き防止に関する条例』が施行され、落書きの問題が大きく浮上し、先日1月27日「熱海市落書き防止に関する懇話会」の第1回会合が行なわれ、コミカレの太田会長が副会長に就任しました。今後は市内の落書き被害について計画が立てられ順次消去されていく予定ですが、消去だけでなく予防の為の啓発活動にも力を入れていく予定と聞いています。