2013年08月21日、県庁本会議場にて子ども県議会が開催され傍聴させていただきました。
明治4年廃藩置県により、浜松県と静岡県、そして現在の伊豆半島の足柄県が合併して明治9年に現在の静岡県ができました。
それから137年。120年の節目の平成8年に8月21日を静岡県の「県民の日」と制定し、本日、その県民の日の記念行事として「こども県議会」が開催されました。
星陵中(富士宮市)の稲葉達大君を子ども県議会の議長に、御前崎中(牧之原市)の大塚裕香子さんを副議長に議事が進行されました。
今回は、私の地元の熱海市から議員に選ばれただけでなく、質問登壇者に選ばれた泉中学校の根岸芽衣子さんが参加しており、私も保護者の様に少々緊張するとともに楽しみにしていました。
根岸芽衣子さんは、『「民度の高いふじのくに」をつくるために』と題し、民度を高めるには教育の充実が必要と質問。
教育長から民度を高めるために有徳の人づくりを進め、そのためのアクションプランを進めており、具体的にはこれからの日本を背負っていく皆さんが逞しく成長し、自信を持って活躍できるよう生きる力の基礎となる学力の向上や勤労観を育てるキャリア教育、お互いを思いやる人権教育などに取り組んでいます。また防災教育や交通事故防止の安全教育等命を守る教育に取り組むとともに環境教育なども推進していますと答えました。
また、御殿場市立西中の渡辺麻未さんは富士山の世界文化遺産登録について「これからPRが必要で、竹取物語や天女の羽衣などをまとめた絵本を作り、子供たちに文化的な部分も伝えたらどうか」と質問。
川勝知事は「貴重な提言をありがとう。県政に生かしたい」と答えました。
最後に森町立旭が丘中の川蔦耕平君が「こども県議会宣言」を読み上げて採択し、閉会しました。