橋本かずみ活動ブログ

平成23年度当初予算編成に対する要望書を川勝知事に

平成22年12月17日 静岡県庁4階知事応接室において川勝平太静岡県知事に民主党・ふじのくに県議団の平成23年度当初予算編成に対する要望書を手渡しました。

要望内容は下記の通り

≪富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくり≫にむけて、まっしぐらに情熱を傾ける川勝知事に対して、心から敬意を表します。そして、わが民主党・ふじのくに県議団は、その名称の通り共に力を尽くし、一層の改革進展のために努力していくことを確認致しまして、来年度予算編成の要望をさせていただきます。
現下の経済、財政状況はリーマンショック以来の、円高デフレの影響で企業収益も悪化し、県税の伸びも期待できない状況です。国の地方財政対策の中で一般財源総額を前年度並みに据え置く方針が示されていることに加え、社会保障関係費など義務的経費は増加していくなど、大変厳しい予算編成作業になることは明らかです。
しかしながら、来年度は川勝県政の設計図ともいうべき新しい総合計画の実質スタートの年であります。計画の具現化に向けた効果的かつ効率的な予算編成が求められるところです。ゆえに「選択と集中」がより肝要となり、事業の必要性、緊急性、将来性などの正しい見極めが大切となってまいります。
このため、知事が日ごろ標榜する「現場主義」に基づき、「住んでよし訪れてよし」「生んでよし育ててよし」「学んでよし働いてよし」の“ふじのくに”づくりを進め、県民満足度の向上に向けた予算編成となるよう、以下の項目ごとの要望を提出いたします。
何卒、真摯なるご検討と具現化作業を要望いたします。

予算編成に対する重点要望事項

Ⅰ 行財政改革
1 組織改正への取り組み
(1)効率的、効果的な組織改正
(2)地域外交を担う組織の再編
2 財政の健全化への取り組み
(1)新行財政改革大綱に基づく不断の見直し
(2)自主財源の確保など持続可能な財政運営の確立
(3)国補正関連基金の弾力的運用について国に要請すること
(4)県債残高を始めとした財政の健全化指標の改善への取り組み

Ⅱ 万全な危機管理体制の確立
1 防災対策の推進
(1)地域防災力の充実強化
(2)プロジェクトTOUKAI-0の推進
(3)学校、公共施設の耐震化の促進
(4)治山、治水対策の推進
2 防犯・安全対策の推進
(1)    交通安全対策の推進
(2)    体感治安向上のための警察官の増員

Ⅲ 未来を支える人材の育成
1 教育改革の推進
(1)    静岡式35人学級編制の拡充
(2)    特別支援教育の充実
(3)    教育環境の充実
(4)    大学を始めとした生涯学習の充実
(5)    外国人児童生徒の教育の充実
2 交流人口の拡大
(1)    家・庭一体の住まいづくり
(2)    国内外の人々との交流推進

Ⅳ 豊かな地域づくり
1 雇用対策及び中小企業支援
(1)    新卒者(特に高校生)の雇用機会の確保と就労支援
(2)    非正規雇用労働者への支援策の強化
(3)    障害者雇用の推進  
(4)    中小企業向け制度融資枠の拡大と負担軽減
2 地域医療体制の充実、強化
(1)    医師、看護師の確保対策の推進(短期、長期)
(2)    医療圏域内の医療機関の連携強化
(3)    医科系大学の誘致検討
(4)    救急医療、へき地医療、災害医療等の体制の充実
(5)    ドクターヘリ夜間飛行実施の推進
3 障害者・高齢者施策の充実
(1)    障害者(児)、高齢者が住み慣れた地域で生活できる体制作りの推進
(2)    介護保険関連施策の推進(施設整備の促進、処遇改善、人材確保)
4 少子化対策の推進
(1)    多様な保育サービスの実現、地域における子育て支援の拡充
(2)    保育所待機児童の解消
5 第1次産業の再生強化と6次産業の創出
(1)    茶業の再生と販路拡大策の推進
(2)    耕作放棄地の積極的な解消と就農者支援
(3)    豊富で多彩な産物を生かした地産地消の推進
(4)    森の力再生事業の拡大と県産材の有効利用の促進
(5)    商工業者と農林業者の連携による新商品の開発
(6)    鳥獣被害対策の充実
(7)    農地基盤整備の促進
6 新産業育成策などの産業振興
(1)    円高等による産業空洞化対策
(2)    「場力」を生かした新産業の育成
(3)    陸海空のネットワークを活用した物流拠点の整備検討
7 環境政策の拡充
(1)    新エネルギー導入の推進
(2)    温室効果ガスの排出量削減に向けた取り組みの推進
8 観光産業施策の推進
(1)    富士山世界遺産登録の積極的推進
(2)    富士山周辺の環境保全と整備の推進
(3)    伊豆ジオパーク構想の推進
(4)    観光圏連携への支援など観光振興策の推進

Ⅴ 地域の自立
1 社会資本整備の推進
(1)    高規格幹線道路の整備
(2)    「駿河湾港」としての一体的整備
(3)    都市機能の高度化
(4)    道路、河川など地域における社会資本の整備
2 富士山静岡空港の利活用推進
(1)    新たな就航先の開拓や便数増など利便性の向上
(2)    空港ティーガーデンシティ構想の着実な推進
(3)    未利用地の活用などによる空港経営の改善

◆空港新駅実現の可能性について知事が言及 

川勝平太知事都の懇談で、京都に本社を置く大手パチンコ企業本社の静岡県誘致についての可能性について会派の議員が提案し(社長の自宅は熱海ということです)また、懇

橋本かずみプロフィール

橋本一実(はしもと・かずみ)
1964年(昭和39年)10月20日生まれ、58歳
家族:母、妻、1男2女
住所:静岡県熱海市清水町5-17
●静岡県立熱海高校卒業(1982年度卒)
●株式会社東海プランニング代表
●熱海市交通指導員(2002年~)
●熱海市バドミントン協会会長(2008年~)
●熱海高校同窓会みどり会会長(2017年~)
●熱海ワイズメンズクラブ会員(1998年~)
●熱海コンパニオン協会会長(2018年~)
●熱海コミカレねっとわーく会長(2020年~)
【公職・政治歴】
●2002年9月:熱海市議会議員初当選
●2003年4月:熱海市議会議員再選
●2007年4月:熱海市議会議員3選
●2010年10月:静岡県議会議員初当選
●2011年4月:静岡県議会議員再選
●2014年5月:静岡県議会厚生委員長
●2015年6月:衆議院議員秘書
●2019年4月:熱海市議会議員4選
●2020年6月:熱海市議会第83代副議長

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