倉敷市無電柱化推進計画についての視察報告
令和5年10月24日から26日の2泊3日の行程で熱海市議会観光建設公営企業委員会行政視察調査を実施致しました。
長い間、新型コロナウイルス感染症の影響により、このような行政視察は見送られてきていましたが、5類移行により、また感染も小康状態にあるなか、私たち熱海市議会観光建設公営企業委員会の視察も行われました。
先日、大阪市の視察について要旨をUPしましたが、後半視察した倉敷市の無電柱化計画について記します。
倉敷市様には、実は16年前になりますが、私が総務教育委員長を務めていた時代に一度、町の美観と財政再建、また学校2学期制について、学ばせていただきました。当時も丁寧にご対応いただいた記憶があります。
それ以来の訪問となり、町の落ち着いた佇まい、、倉敷駅に到着し、あの時も感じましたが、電柱と電線が無い。スッキリしていてとても素晴らしい。綺麗な町です。人口は熱海市の約10倍、47万6千人。
倉敷市様からは、電線事業者や沿線住民との合意形成を図る上での枠組みや課題等について、
事業を推進する上で協議会等、設置の有無、メンバーで構成か。
整備する箇所の道路幅員と歩道幅員の考え方(無電柱化整備にあわせて拡幅の有無など)
コスト縮減のための浅層埋設や小型ボックス、直接埋設などの整備や検討実績とその検討内容。
無電柱化整備にあわせた道路及び民地の境界部分の修景について
無電柱化整備とあわせ建物の形状・色調の変更など、街並みの統一化の実施の有無。
県管理道路の整備の場合の負担金の有無、割合について等の調査を行い
倉敷市様から資料とパワーポイントを用いてご説明をいただきました。
その後、倉敷市の職員の皆様にご同行いただき、ご説明いただきながら、美観地区を実際に歩き、視察を行いました。
今回の倉敷市様で学ばせていただいた内容から、「災害の防災」や「安全かつ円滑な交通の確保」、「良好な景観の形成」のため積極的な無電柱化事業に取り組まれてきたことを強く感じました。
倉敷市様の先進的な取組みについてご教示いただきましたことを、本市の景観形成に少しでも反映させていただきたいと考えております。
ご対応いただきました倉敷市の職員の皆様ありがとうございました。