県立熱海高等学校同窓会みどり会の山田喜久雄会長、菅沼敏之副会長と常任理事を仰せつかっている私の3名が静岡県教育委員会の木苗直秀教育長を訪れ、同窓会としてエアコンを各教室(9室)に設置完了した報告をさせていただきました。また、来年3月に完成予定の熱海高校に通う生徒の通学路にもなる「さくらの散策路」の整備についても引き続きご協力をお願いするとともに、併せて高校と散策路の接合道路についても財政支援のお願いをさせていただきました。
来年度は熱海高校は、創立75周年を迎えます。同窓会も高校を支えるために努力をし、できる限りのハード面は努力していくが、ソフト面では教育委員会のご配慮をいただきたい、特に来年度の教職員態勢について、若くはつらつとした教諭に加えて指導力の豊かな中堅・ベテラン教諭の配置について今以上の支援を要望しました。現在、「熱海高校の魅力向上のための懇話会」(7回開催)で様々な議論が交わされ、すでに成果が表れつつある現状などもお伝えしました。
木苗教育長は、「人事面は事務局内ともよく相談してできるだけよい状況になるようにやっていかなければならない。静岡県全体に少子化の影響がある。それを甘んじて受けるのではなくどうしたらいいのかと前向きに議論しないといけない。それぞれの学校は特徴を出し、熱海高校も他の高校や他県の高校との交流を積極的に取組むことが望ましい。以前私は86校ある公立大学協会の会長を務めていた。就職もそうだがネットワークを組んで効果があった。情報交換は大切。国外の11カ国22大学ともとながっていた。海外も是非学んで欲しい。熱海市は別府市やサンレモ市、カスカイス市とも都市間提携を結んでいる活用することも良いと思う。知事にも理解を得て県も来年度から海外へと高校生を送る取り組みも進める。」と述べられ、また現在、10ヶ所でおこなっている移動教育委員会についても現場の声を聴く必要性を説明してくださいました。山田会長は、最後に「ぜひ、桜が綺麗に咲く時期さくら桜の名所散策路を見に来て頂きたい」と願いし、木苗教育長も快く了承しださいました。