1月26日、川勝平太静岡県知事、難波喬司副知事、野知泰裕交通基盤部長はじめ、議長、副議長、県議会各会派等に要望行動を行いました。
現在、この伊豆湘南道路建設促進期成同盟会の会長は熱海市の齊藤栄市長が務めています。
1.現状の慢性的な道路渋滞による当地域住民の日常生活の改善や地域経済活動の活性化を図るため、伊豆湘南道路整備の一層の推進を図られるとともに、神奈川県側で実施している調査を継続して実施すること。
2.中部・関西圏から伊豆地域への観光交流客の流入に重要な役割を担い、熱函道路や伊豆湘南道路の交通アクセス道路となりうる、伊豆縦貫自動車道大場函南IC(仮称)までの1.9㎞区間の早期着工について、一層の推進を図ること。
3.道路整備が遅れている当圏域の現状を踏まえ、広域幹線道路の整備をはじめ、災害対策、渋滞対策、老朽化対策、生活幹線道路の整備、バリアフリー化の推進等、道路整備に必要な財源を確保すること。
伊豆湘南道路は、湘南方面から熱海を経て、三島・沼津方面を結ぶ新たな道として、物流の効率化、観光の活性化、広域的な都市間交流による新たな地域文化の創造及び地震等の災害対策など、当圏域のさらなる発展に様々な分野で多大な貢献ができる道路として計画されています。
昭和38年頃より小田原沼津道路構想として検討されてきましたが、本格的な要望活動を進めるため、平成10年8月に4市4町及び議会、商工会議所等の協力により「伊豆湘南道路建設促進期成同盟会」を立ち上げ、国や県に要望活動を行っています。
当初「高規格道路」として計画していましたが、伊豆湘南道路の完成を早期に実現することが、地域住民や観光客へのメリットであると考え、現在は静岡県内の既存道路の活用と神奈川県の西湘バイパスの延伸による「伊豆湘南道路」の早期実現に向け要望活動を行っています。(熱海市HPより)
物流の効率化、観光の活性化、広域的な都市間交流による新たな地域文化の創造及び雪害、地震等の災害対策等、当圏域のさらなる発展に様々な分野で多大な貢献が図れます。
また、小田原~沼津間の所要時間も約82分から約39分へと大幅な時間短縮効果が発生しますので、首都圏及び静岡方面から伊豆・小田原・箱根地域の観光目的車両を分散させる効果が得られます。
(伊豆湘南道路整備に関する基礎調査(H10.3)より)
●伊豆湘南道路の役割
地域道路網のネットワーク化
◎伊豆・湘南地域の各市町村間の交流・連携の充実
◎伊豆・箱根地域に点在する観光拠点を広域的にネットワーク化
交通混雑の緩和を図る
◎東西方向の交通需要に対して、交通渋滞の分散を図り、国道135号沿線市街地内での交通混雑の解消を促進
地域の活性化に役立つ
◎東名自動車道等と一体となり神奈川県西部と静岡県東部の連絡を強化し、地域産業・観光事業の活性化を図る