静養のため伊豆を訪れていた天皇、皇后両陛下が9日午後、滞在していた下田市の須崎御用邸から皇居に戻られる途中、熱海駅に停車することを松尾さんから伺い、お出迎えとお見送りにJR熱海駅に行きました。
陛下を一目でも見たいと思いながらも、、、本当に熱海に停車するのだろうか??
ホームの時刻表にはその様な列車の告示はないし・・・しかし、駅到着数分後、にわかに駅員さんが増えだし、駅長さんらしき方が正装で現れ、警備の警察官も良くみると増えてきて、本当に停車するんだと思いました。
天皇陛下を拝見できる機会など、今までもありませんでしたが、これからもきっとないだろうと思っていましたので、やはり大変緊張し、またとても感動しました。
御乗用列車が到着し、歓声が上がり陛下のお姿が目に飛び込んできて、熱海駅到着時は海側の席に天皇陛下が座られ、ホームとは反対側に停車していた車内の方々に丁寧に手を振ってくださっていて、
山側の席、つまりホームの私たちの方に皇后陛下がお座りなっておられました。ご到着ホームで松尾さんが用意した日の丸の歓迎を目にされた皇后陛下が天皇陛下を山側の席にお招きになりました。
両陛下はにこやかに手を振ってこたえてくださいました。
駅長、熱海駅幹部職員、警察官、それに日の丸を持った人たちを見て、たまたま居合わせた人たちが集まってきて賑やかなお出迎えとお見送りになりました。
両陛下は4月5日から、御乗用列車に乗られて東京からの途中、真鶴の複数の施設を訪問され、伊東市と下田市に滞在されていました。
両陛下の優しい笑顔が印象的でした。