バスク・クリナリー・センターは、サン・セバスチャン市の郊外に2011年9月に設立された日本のイメージで言うと「料理」の4年制の大学です。
バスク・クリナリー・センターを運営するバスク・クリナリー・センター財団は、2009年にモンドラゴン協同組合企業、バスクのトップシェフや公的機関の支援によって設立されました。
バスク・クリナリー・センターは、料理における技術移転と技術革新の促進を目的としています。その意味するところは、ハイレベルな知識の生成と有能な専門家の訓練であり、高度な料理の専門家やビジネス分野、直接・間接に美食に関連する食科学の他の領域に、技術や知識の移転を促進させることにより、国際的なセンターとしての地位を担おうとしています。あわせて、新たなビジネスやプロジェクトの創出とともに、関連産業における技術移転や技術革新の促進をもう一つの大きな目的としています。
なお、モンドラゴン協同組合企業とは、スペインのバスク自治州に基盤をおく労働者協同組合の集合体で、ビジネス集団として金融・工業・小売そしてナレッジの4つの活動領域をもっています。ナレッジ部門として、1997年にモンドラゴン大学を開設していて、バスク・クリナリー・センターはこのモンドラゴン大学の4番目の学部である食科学学部として運営され、卒業すれば4年制大学卒業の資格を得ることができるということです。
施設整備にあたっては、スペイン政府、バスク州政府、ギプスコア県政府、サン・セバスチャン市が16億円の資金を投じて最先端の設備を備えた校舎を建設しています。
現地での説明では、
料理界の大学であり、調査研究等も行い、素材のプロモーションなども行う。。
アラバ地区の素材を使った試食会が実施されていて、ワインなども試飲もあった。
マスコミ等多く取材に来ていたが、
この会場に
ギプスコア県知事さんがいて、視察団が挨拶しました。
ベルギニアさんの説明。羅列ですみません。
数ヶ月前に日本にいた。
服部さんと調査を、一緒にやっている。
日本人料理家の成澤由浩さんが参加。
会議してた。4年間コース。
料理の歴史から。
8500ユーロ一年間。
4つ卒業種類。ソムリエ。技術。経営資格。、生徒は毎年100人入学。
マスターが20人。
専門家の1日コースもある。昨年400人。一般も600人。
このような学校は、ヨーロッパにも無い。
先生は20人くらい。
40の企業の協力している。市や県の補助もある。
スペイン政府からもある。土地は市から。学費と補助とスポンサーで運営している。
2009年計画。2011年から運営始まる。
日本へ行ってオブラート買い占めてきた。それをまた日本が真似したりしている。
一年間に全世界からこの施設に一万人の視察訪問がある。
ちなみに生徒の寮はない。
料理界のトップを目指す人、経営を目指す人はこの学校に憧れるでしょう。
世界から注目される美食のまちを支える料理はここが発起点なのかもしれません。
私たちが昨夜味わった日本では食べたことのない美味しいと感じた食感、食材、う~んなんて表現したらいいか良くわかりませんが、、、美味しいものはここから発信されるということなのでしょう。
バスク・クリナリー・センターは、料理の愛好家への教育・啓発活動を行うことにより、地域の人々の食への関心を高め、美食文化向上の様々な事業を行っていました。