台風26号による伊豆大島の被害の状況が依然心配なところです。
静岡県内では23日16時現在ですが東名高速道路が台風27号の高波の影響で午後3時から下り線の富士インターチェンジ(IC)―清水ジャンクション(JCT)間が通行止めとなっている様で中日本高速道路は、新東名高速道路への迂回(うかい)を呼び掛けている情報が入ってきました。
さて今日は午前中、渡辺周衆議院議員事務所の渡辺迅秘書と共に台風26号で被害を受けた熱海市初島の防波堤の状況を視察してきました。
台風27号の影響で波のうねりもかなり大きく、船に乗ってみて初めて分かることでしたが、船は大きく揺れ、いつ船の運行が止まってもおかしくない状況だと感じました。
そのような中でしたが、一刻も早く状況を見たいと思いましたので帰りの船も多分大丈夫と予測し島に渡りました。
現在、この防波堤の状況から第1漁港を使用せずに第2漁港にて着岸、乗降をしているということで、私たちの往復第2漁港を利用しました。
第2漁港には、私の友人の坂下さんに迎えに来ていたいただき被害状況の説明もしていただきました。
画像の通り、甚大な被害に驚きました。これでは人が通行できるわけありません。第1漁港を閉鎖するのも仕方ありません。
現在、接近している台風27号の影響もあり、立ち入り禁止になっていますが撮影だけさせていただき速やかに退去しました現地には近ずけない状況です。
第2漁港は、初島の表玄関となっている第1漁港からも歩くとかなりの距離もあり、観光面でも影響が心配です。それだけでなく、普段の生活面においても大きな影響があるということと、第二漁港は照明の問題や潮や風向きによって着岸できなくなることも多いといった心配な面もあり、できるだけ早期の第1漁港の修復・船の発着の再開をお願いしたいということでした。
また、現在第2港湾を使っていることで、最終便が運航できず、学校の先生の帰りの問題から子どもたちにも影響が及んでいるということでした。
初島漁港は第3種の漁港で熱海市が窓口になっています。現在、市も調査を進めており、災害復旧の申請を国に行い12月の査定を受ける準備を進めているようです。
いずれにしても応急復旧を急がなくてはなりません。