5月から、川勝平太知事を支援する「夢あるしずおか創造会議」の事務局として約2か月間、知事選挙にかかわり、6月8日の告示日から川勝平太選挙事務所に常駐して参りました。
過去、議員時代には、参議院選挙の選対東部ブロック長を務めたことはあったのですが、実際、このような知事選クラスの大きな選挙の選対本部事務局に入るのは初めての経験で、戸惑う部分もありましたが、貴重な経験をさせていただきました。
川勝知事の出馬表明から告示日までの日にちが短く、十分な準備が整わない中での慌ただしい事務所開設、時間との戦いではありましたが、今回連合静岡の推薦、民進党静岡県連及びふじのくに県民クラブの県議団の支援の下、選挙に精通するスタッフが招集されました。
あまり詳細をこの場でオープンにするわけには参りませんが、告示委に向け、そして、投開票日に向けた、ミスや事故が起きないよう集中した時間が過ぎていきました。
川勝知事は、公務を疎かにすることを嫌い、公務第一、その合間を調整し各地の支援者周りを行いました。調整役はふじのくに県民クラブの県会議員が難しい調整を見事にこなしてくれました。
2期目の当選時に108万票という大きな負託をいただき、そのプレッシャーの中での3戦目、4年前とは情勢が違い、県都構想での静岡市との問題や投票率50パーセントについてなどいくつか課題を抱える中、告示日があった言う間に近づいた。
ただ、幸いなことに、知事の知名度に怖気づいた自民党県連は独自候補の擁立を断念、あれだけ川勝知事の評価を厳しく採点しながら、多くの国会議員を抱える自民党静岡県連から誰一人候補者を立てることをせずに、無所属で立候補を表明したバルセロナオリンピックの銀メダリスト溝口紀子氏に一部の自民党の支部が推薦を出す格好となった。
私も、学生時代、社会人になってもスポーツをしてきた一人として、世界の檜舞台で銀メダルを獲得する。それも国技である柔道で。絶対に甘く見てはいけないし、侮れない相手であると感じていたが、告示日の静岡以内の街頭演説を聞く機会があり、あまりの誹謗中傷に耳を疑った。確かに選挙は戦いではあるが、スポーツマンシップを教育委員会では学ばなかったのか?世界の柔道で、礼節を教える立場にいるのでは、、、
これ以上は控えるとして、政策コンサルタント室伏謙一氏の公式ブログに共感できるメッセージが記されていますのでご一読ください。
http://ameblo.jp/pierremulot26/entry-12285156947.html
川勝知事の3期目、この4年は特に、全国の県のモデルとなれるような更なる改革を進めるとともに、50年、100年先の未来に向けた種まきに全力を傾注していただきたい。
特に少子高齢化時代、市町や国と連携し、川勝知事ならではのウルトラC を期待したい。
またこの選挙には、都民ファーストの会代表でもある小池百合子東京都知事が応援に駆けつけてくださいました。三島駅での街頭演説にお越しくださいましたが、新幹線乗降から街頭場所までのアテンダントをさせていただきました。わかりやすい歯切れの良い演説が印象的でした。
この選挙を通じて、多くの皆様と交流させていただき、様々のご意見やご要望をお聞きすることができ、また、身近で川勝知事や奥様と接することができました。この様な経験をさせていただきました関係者の皆様にお礼を申し上げますと共に、至らない点が多々あったことと思いますが、この場からもお詫びを申し上げ、ご報告といたします。
静岡県知事選開票結果
当833,389 川勝平太 68 無現(3)
563,316 溝口紀子 45 無新
※25日午後11時43分確定