平成25年1月9日、熱海から齊藤市長と熱海芸妓置屋連合組合の西川千鶴子組合長と芸者衆4人が県庁知事室を訪れ、川勝知事に「熱海をどり」を披露しました。
知事室での芸妓衆の踊りは初めてのことということですが、華麗で優雅な踊りを披露しました。
今回は、4月に開催される「熱海をどり」のPRが訪問の主たる目的ですが、以前石川知事時代には年始のご挨拶に来られていたということですが、川勝知事になってから今回が初めてということです。
また、踊りの披露の後、西川組合長から苦境に立つ花柳界の現状も説明し、川勝平太知事に支援を求めました。
踊りを鑑賞した川勝知事は「知事室に花が咲いたようだ」と報道の取材に対し述べ、支援に理解を示したということでした。
組合によると、所属する芸者は旅館数の減少や旅行形態の変化の影響でピークだった昭和30年代の千人から約200人に激減している。
西川組合長らは、厳しい状況を打破するため経営改革に乗り出し、料金体系の明確化や情報発信の強化などに取り組んでいることを説明し、知事に「今後支援をお願いしたい」と要請しました。