7日静岡市内のクーポール会館において静岡県教職員組合主催の「豊かな教育をすすめる首長・議員交流会」が開催されました。
まず初めに静岡県教職員組合の鈴木執行委員長の挨拶があり、続いて来賓として連合静岡吉岡会長、静岡第3総支部小山展弘衆議院議員、民主党・ふじのくに県議団野澤会長の挨拶がありました。
学習会では、~豊かな教育環境の実現を求めて~と題し、静教組の教育運動について、少人数学級の推進について、教育委員会制度のあり方について、地方財政措置についてなどについての現状と課題が説明され、出席した議員から質問や意見等が出されました。
複雑多様化する時代、社会経済状況も逼迫し、様々な問題が浮上する中で、教育は我が国の守らなくてはならない根幹であります。
今回のこの交流会と称した学習会にも全県から多くの議員が出席し議論を交わしました。
教育委員会制度のあり方では、教育委員の公選制導入についてや予算配分権限を与えること、教育委員は資格制度にし、基本的な教育論や教育財政がわかる方が求められているということの意見もありました。
現在、教育委員会制度を見直そうと「教育行政の在り方検討会」が開催されており、6月に引き続き、次回は9月開催予定となっています。
子どもたちを中心として、教職員の皆様や地域社会にとっても更に信頼できる教育委員会制度になるよう改善を進めていかなければならないと思います。
その他にも図書館司書の問題や基礎自治体の学校サポーター制度などの自治体独自の取り組みの紹介もあり、地域の財政事情による取り組みがあり、自治体での教育環境の違いがあることを改めて知ると共に、子どもたちにとって公平で平等な教育環境となるように私達議員も更に議論を交わしていかなくてはならないと感じた次第です。
※画像上段は静岡県教職員組合鈴木執行委員長、中段は連合静岡吉岡会長、最後は我が会民主党・ふじのくに県議団野澤会長です。