平成24年1月18日・19日の1泊2日で民主党・ふじのくに県議団政策調査会(阿部卓也政調会長)主催の熱海市初島と富士市立広見小学校(コミュニティースクールモデル校)の視察及び、2月議会に向けて代表質問等の意見交換等を行いました。
この日は民主党静岡県連の政策調査会(源馬謙太郎県連政調会長)の勉強会も伊東市で行われており、本来ならば会派政調会メンバーではない私は県連役員の立場から伊東の勉強会を優先し出席するべきところなのかもしれませんが、10名もの県内各地の議員の皆様が熱海の初島にはほとんど行ったことがないというメンバーの皆さんが多く、ジオサイトの見地と昨年2度質問をさせていただいたカジノ誘致の候補に多くの方から「初島」というカジノ候補の一つとして名前が挙がることから、皆さんにぜひ初島の素晴らしさを知っていただける絶好のチャンスと思い、また、県内唯一の離島の問題点も知っていただけたらという思いから、会派研修会を優先させていただくことと致しました。
2日間天候に恵まれ、また、区長、副区長、役員の皆さまから初島の現状や医療、介護などの問題点なども聞かせていただくことができ、貴重な意見交換もさせていただきました。
また、初島小中学校にも寄らせていただき、清掃時間中でしたが、一生懸命清掃に取組む児童生徒の皆さんの様子や学校の状況なども限られた時間でしたが校長先生から伺うことができ、現在小学生10人、中学生7人の複式学級の状況と、今後の入卒の状況も伺いました。そして、有名な初島の校歌「地球の丸さを知る子供たち」のエピソードなども改めて聞かせていただき、初来島の同僚議員の皆さんは歌謡曲などの作詞作曲で有名な阿久悠さん、三木たかしさんが校歌を作ったということで驚かれていました。 また、初島の避難地でもある初島公園や灯台にも行き360度の眺望を眺め記念撮影を致しましたが、今回は基本的に視察研修と言うことで浮かれ気分は無しでということが前提でしたが、どう見てもこの画像は観光にしか見えないかも知れません。しかし、観光視察も大事な項目として、各議員の皆さんは今までの経験を生かして、島の状況調査を積極的に行うなど、島の心配をしてくださっていました。
現在、約40世帯、140人の島民が住んでおり、その他にもリゾートホテルの従業員なども住んでいますので、住民登録上は240人ほど居住しています。 観光が主産業で年間23万人ほどが訪れていますが、それでも細々と生活しているということと、世帯も減少傾向にあることが心配の種であるということでした。 午後2時からは6時まで漁協事務所の会議室をお借りしてみっちり2月議会に向けての各議員から提出された代表質問で取り上げて欲しいことなどの集約の議論と意見交換を行いました。 翌日は熱海市立澤田政廣記念美術館と熱海梅園、中山晋平記念館などを熱海市役所観光施設課の長津課長にご説明していただきました。その後富士市に向かい富士市立広見小学校(コミュニティースクールモデル校)の視察を行いました。
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