4月25日熱海ワイズメンズクラブ4月定例会が開催されました。
ゲストには、生活評論家で元富士常葉大学環境防災学部教授の松田美夜子様とコアレックスグループ総合企画室の河東千恵様にお越し頂きました。
今回のテーマは『共に創ろう熱海のまち~地域活性化と資源のリサイクル』と題し、環境問題に関したお話を松田美夜子様と河東千恵様にしていただきました。
河東さんにお越しいただいたきっかけは、河東さんの会社が富士宮にあり、同僚県議の紹介でした。
既に熱海にて古紙回収の取り組みを進め、市内の旅館ホテルと協力し、環境についての専門家で熱海市在住でもある松田先生にもご協力いただいて、先日大々的に報道にて取り上げられました『熱海温泉紙資源ごみ循環プロジェクト』を立ち上げに至りました。
大したことはできませんが、県議会でくらし環境委員会に所属していたことから、私も河東さんからお話をいただき、顧問として参加させていただいています。
松田先生と河東さんのお話はとても丁寧でわかりやすく、熱海市の状況も踏まえていただき、環境に優しい街づくりを進めるためにも、このような循環の仕組みが求められていることを専門的な観点と現場の視点で説明してくださいました。
今までゴミとなってしまっていたホテルや旅館独特の紙ごみ類(割り箸の袋、古くなったパンフレット、業務用の紙パック類など)に着目し、「熱海温泉オリジナルのトイレットペーパーへリサイクルし、再びホテルや旅館に戻す」という、全国初の取り組みで、『環境』『観光』『福祉』の3つのコラボレーションにより熱海温泉を活性化させ街ぐるみで環境活動に取り組もうというものでした。
また、福祉作業所にて無包装のトイレットロールに巻紙を巻く作業を依頼し、障がい者の方々の社会参加を手伝い、助け合う街づくりも進めています。
今回は、旅館ホテルが対象のお話をしていただきましたが、企業の方も同様に参加できるということですので、是非ご参加ください。
ということで、約1時間の卓話でしたが、あっという間の充実した時間でした。
松田美夜子先生、河東千恵様、貴重な時間をありがとうございました。
詳しくはこちらをご覧ください。
『熱海温泉紙資源ごみ循環プロジェクト』
http://www.corelex.jp/atamiproject/atami_index.html
報道記事
http://www.at-s.com/news/detail/100002564.html