平成22年12月8日静岡県議会質問3日目が開催されました。
昨日、昼休みの時間に12月9日の補正予算案の追加分として上程される内容の説明がありました。
その中で、昨日代表質問の質問答弁で健康福祉部長が子宮頸がん等についての予防ワクチン接種助成について、国の補正予算成立を受け、今定例会中に提案する12月補正予算案の追加分に、助成のための基金設置の費用を盛り込む考えを明らかにし、県は国からの交付金を基金として積み立て、市町に補助率2分の1の助成する。
石川部長は「この助成制度を活用して県民が希望するワクチン接種を受けられるよう、予算措置を含め速やかに具体的対策を実施する」と述べ、今定例会への関連予算の追加提案に向けて準備していると答弁しました。子宮頸がんは10代前半のワクチン接種で予防が期待できるとされるが、費用などがネックとなって普及が進んでいない状況でした。
県内では既に6市2町が独自にワクチン接種の補助制度を設けていて、他の都道府県とともにワクチン接種に地域差が生じないよう、国の責任で全額財源措置するよう要望してきたとのことですが、市町との調整や県民への広報に努めて円滑な接種実施を目指すとともに、ワクチン接種を予防接種法の定期接種に位置付けるよう国に求めていくとしている。
実施期間平成22年から平成23年 3,366,000千円 既に実施している地域枠として 346,000千円 補助率2分の1