11月23日、来宮神社において新嘗祭・新穀感謝祭が行われ、神事終了後に社殿前において平成22年度御鳳輦奉仕者『嘉節五十猛會』から
平成23年度御鳳輦奉仕者『来宮鳳神會』への引継ぎ式が行われました。
その後参集殿においてお直会が行われました。
新嘗祭は古くから天皇がその年に収穫された新穀や新酒を天照大神をはじめとする天地の神に供え農作物の恵みに感謝し、自らも食す儀式でした。律令制度のもと11月の2番目の卯の日に新嘗祭を行うことになっており、天皇が即位した最初の新嘗祭を大嘗祭と呼び天皇の即位を天下に知らしめる大きな祭典となっています。
食の安全問題が昨今叫ばれ、国際的にはTPPが議論されていますが、食べ物に感謝する気持ちは世界どこでも共通ではないでしょうか。