令和4年2月25日、熱海市いきいきプラザ7階の多目的ホールにおいて第1回伊豆山復興計画検討委員会が開催され傍聴して参りました。
と言っても、きっと多くの取材陣と傍聴の方が来ることを予想し、多目的ホールで入りきれるのか?と言う疑問が浮かんでいましたのでできるだけ早めに行こうと思っていましたが、えてしてこういう時に限って相談案件の連絡があり、結局ギリギリ13時半に現場に着くと、既にホールの外に椅子が並べられ、座っている方々がいて、私も資料をいただき、中の様子をうかがうまでもなく、資料に目を通して耳を傾けましたが、殆ど聞こえず、まわりの方から前方のドアを開けてくれたら聞こえるのではないかと。現場にいた職員が鈴様対応してくれて何とか音声は聞こえる形になりました。
しかし、外のフロアは換気のため窓は全開。7階は風通し良く、今度は寒さとの戦い。コロナには感染したくないが風邪を引くのも嫌だなと考えながら、資料を見つつ、音声は委員の自己紹介から委員長を選ぼうとしているところ、結果委員長には、地元の高橋幸雄市議が選ばれました。委員は10人で町内会の代表や大学教授などで構成されていました。
その後、質疑が行われ、委員からは「復興というが、川の拡幅工事に伴って全部土地がなくなる人もいる。離れて暮らす人たちが本当に戻ってこられるのか」といった意見や、「若い世代の人を参考人として委員会に呼んで意見を聞くべきだ」といった意見が出されました。
市は、復興計画について、基本計画とまちづくり計画、それに事業計画の3つを策定する方針で、委員会での検討に基づいて「基本計画」をことし5月ごろまで、「まちづくり計画」をことし8月ごろまでに取りまとめたいとしています。
熱海市によると、委員会のメンバーの平均年齢はおよそ67歳だということです。
もう少し定数を増やして若い方を加えても良かった様に感じますし、復興はもちろん重要ですが、平行してしっかり原因究明を進めなくてはならないこと、被害に遭われた方々の声を漏らさずしっかりこの委員会でも声を聞き、受け止めることも大切だと感じた次第です。