平成29年6月4日、静岡県立熱海高等学校桃陵館において、熱海高等学校同総会みどり会の平成29年度役員会及び総会が開催されました。
役員会及び総会では、平成28年度の活動報告並びに決算報告が行われ、引き続き、第3号議案では、役員改正案が上程され、今年度は、本来役員改選期ではないことから、75周年記念式典を昨年の11月にみどり会の主催で開催することが叶い、静岡県、県教育委員会にもご理解とご協力をいただき、念願の桜の名所散策路(熱海高校生の通学路)通称:四季の道とその接合道路も無事に完成し、この契機に、後進にバトンを引き継ぎ、さらに熱海高校を良い高校にしたいという思いから、役員改選を議案とし上程したと、経緯についての説明が山田喜久雄会長からあり、全会一致で承認されました。
新会長には、今まで常任理事を務めさせていただいていりましたが、私がご指名いただき、全会一致で選出していただきました。
引き続き、役員の選任に入り、新たな22名の役員が決まり承認されました。
来賓として出席した熱海高等学校の杉山禎校長先生の祝辞では、今熱海高校の生徒は非常に落ち着いて学校生活を送ってくれている。本校の教育は、生徒一人一人を丁寧に指導し、学び直しを中心に、地域と連携した教育を進めている、この2つに柱が中心で進めている。昨今、マスコミ等にも盛んに取り上げていただき、子供たちの自己有用感を高めることにも一躍を買っているのかと思う。校長としては入学した生徒が一人でも多く熱海高校に来て良かったなと卒業してくれるように、そう思ってやっている。本日は新役員が決まると聞いておりますが、今後とも宜しくお願い致します。と、述べた。なお、同じく来賓として、後藤副校長先生、土屋教頭先生、加藤事務長が参列し総会に花を添えていただきました。
私も、熱海高校を卒業して35年が経ち、地元市議県議を務めさせていただいた中で、熱海高校に来る機会もあったが、同窓会の役員となってからは十分な活動ができていなかったという反省点がある。現在のわが国の状況は、人口減少が加速し、子供たちが減っていく、これは熱海高校だけの問題ではなく、全国的な問題の中で、先生方も生徒確保に色々ご苦労されていることもわかり、私も県議会文教警察委員会副委員長も経験し、私立も公立も熾烈な競争の状況下、地元高校を守っていかなければいけないと感じた。今年、市と県や地域にご支援いただき通学路が完成し、今年の入学者数は105名3クラスで、私の時、35年前は6クラスだったことを考えるとかなり少なくなってしまった。しかしながら、ここ数年、生き生きと素晴らしい生徒が多く、活動が目覚ましい、これも先生方のご指導の賜物と感じております。私も微力ながら、新役員の皆様にもお力をお貸していただきしっかりやっていきたいと思ます。
関係各位のみなさま宜しくお願い致します。