10日午前11時から熱海市西熱海町内会に於いて、地デジに関する説明会が行われ出席いたしました。
地デジ移行まで後2週間を切り、様々な問題が出てきています。
今日は以前から心配していた地域に伺い、総務省東海総合通信局の課長さんと熱海市の総務課の皆さんとともに地デジ問題の対象者の方たちに対しての説明を行いました。
この地域の問題は、今現在、地デジが見えているということで、大きな声が上がってこなかったことが一つの原因でもあるのですが、もう少しわかりやすく説明しますと、今は民間業者が入っていて、有料のケーブルテレビにて地デジが見ることができているのですが、この業者が一身上の都合により、どうしても事業延長ができなくなったということで、この事業の引き継ぎ事業所を探していたのですが、なかなか事業者見つからず、結局、今日まで選択肢を模索することに時間がかかってしまったということなのです。
それでもいままでいくつか選択肢はあったのですが、「これなら対象の方に納得いただける」という案が結果的に出てこない状況でした。
時間的猶予はすでになく、今回の説明では、年度末目途に共調組合を設立して、国とNHKの補助金を使った仕組みについて説明をしましたが、それでも世帯負担は9万円にもなってしまうことから、解決の糸口がハッキリ見えたと言うところまでには至りませんでした。
個人でアンテナを建てるとなると4万から5万円くらいが相場と言うことになり、またネットを利用されている方は民間の光ケーブルの選択もあるのですが、インターネットを利用されない方からすると割高となり、今回提示のこの選択肢案を考えてみたものの町内の方からは、今は見えているが、見えなくなるなら難視地区と同じ条件で対応するのは当然という強い意見がありました。
※画像は地デジアンテナ調査の様子。