議会ではありませんが、県議としての初仕事ととて
10月28日開催されました第4回世界お茶まつりの開会セレモニーに来賓として参列させていただきました。
開会式では世界お茶まつり実行委員会の徳川恒孝会長の会式の言葉では「全ての日程が盛況に進み国内外にお茶の魅力をアピールし、より多くの人にお茶が飲まれるように世界に向けて情報発信するように努力したい」と挨拶、
主催者挨拶として、川勝平太知事が「安土桃山時代、千利休などが中心となって形成した茶道は、世界に誇るお茶の文化」として発展し、歴史のなかで単なる飲み物としてだけでなく、「一服のお茶に平和が宿る」と言われます様に、平和のシンボルとして、そしてなによりももてなしの文化として花開き、世界に広く知られるようになりました。また、近年ではお茶の持つ効能が科学的に明らかとなり、健康に役立つ飲み物として世界各国で注目を集めるようになっている。今回は前回を上回る28カ国・地域の参加のもと開催する運びとなった」と歓迎とお礼の言葉を述べられました。
そして、世界お茶まつり名誉総裁寬仁親王殿下のお言葉をいただきました。
この世界お茶まつり 2010の開催期間は平成22年10月28日(木曜日)~10月31日(日曜日)までの4日間。
開催場所は静岡県コンベンションアーツセンター “グランシップ”ほかとなっております。
詳しくはこちらで http://www.o-cha2010.jp/index.html
このお茶まつりのテーマは「O-CHAは世界語」。
開催目的は
茶産業の創出と拡大
お茶文化の普及と創造
世界に向けたお茶の需要拡大です。
実施方針は
産業・文化・学術の総合的な情報発信
国際性、参加型の追求
緑茶の中心地しずおかの提案です。
開催趣旨は
お茶は、日常生活のあらゆるシーンの傍らにあり、人生を豊かにし、安らぎやくつろぎの場面を提供する飲料として、世界中で親しまれています。これは、緑茶の持つ効能の研究が進み、最近では老化、肥満の防止や、認知症などに効果があることが科学的に次々と明らかにされてきたことが大きく関係しています。また、近年、茶道に代表される伝統的な茶文化に加え、国や地域の生活習慣に根ざしたお茶の飲み方に関心が集まるなど、お茶の楽しみ方も多様化してきています。2007年11月に3回目となる「世界お茶まつり2007」を開催し、日本を含む26か国・地域からのご参加をいただき、今まで以上に幅広い分野で国際的な交流を深めるとともに、10万人余の方々にお茶の魅力を堪能していただきました。経済活動のグローバリゼーションの進展とともに、「食」の安全を揺るがす事件がおきるなど、今日、お茶をとりまく環境も急激に変化しており、この機会にこれまでに得られた多くの情報や国際的なネットワークを生かした交流を一層押し進め、茶の生産国だけでなく消費国も含めた総合的な情報発信と交流の機会を創っていくことが必要です。このため2010年秋に、「第4回世界お茶まつり」を開催し、お茶の産業、文化、学術のより一層の振興を図っていくこととします。