新型コロナウイルスが世界を震撼させ、現在我が国においても大変深刻な状況に及んでおります。
り患・発症し、お亡くなりになった多くの皆様のご冥福を心からお祈りするとともにご親族、ご関係の皆様、今現在も闘病中の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
令和2年熱海市議会2月定例会(3月10日)
【橋本質問】 新型コロナウイルスの影響と対策について市役所の危機管理体制について伺う。
【金井副市長答弁】
私からは、新型コロナウイルスの影響と対策に関する質問に答弁申し上げます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症の影響につきましては(議員ご案内のとおり)、幼稚園の休園や小中学校の休校、観光客や宿泊客の減少に伴う経済への影響、マスクや消毒薬等の不足による感染予防対策への影響など、様々な面で市民生活などに大きな影響を及ぼしています。
次に、対策につきまして申し上げます。
まず、現時点においては、県内の新型コロナウイルス感染症に関する対策や情報発信などは、国や静岡県が担当しており、本市最寄りの関係機関としては、熱海保健所がございます。
本市は、1月中下旬ころから新型コロナウイルス感染症に関する情報収集等に着手し、ホームページや町内会長連合会定例会などの場を活用して一般的な予防方法や相談窓口を案内するとともに部長会議等により情報共有を図り、今後の対応を議論してまいりました。
その後、国内での感染が拡大していく中で、2月27日に市主催イベントについての対応方針を発表し、市役所職員の健康被害の防止と来庁者などへの感染、拡散を防止(窓口職員のマスク着用)する対応を定める等の対策を実施した他、2月28日には公立小・中学校、公立幼稚園の休校(3月2日~それぞれの期間)、総合福祉センターの臨時休館(3月2日~15日)を決定しました。
また、2月28日の夜に静岡市在住の60代男性が新型コロナウイルスに感染したとの発表がありました。これを受けて本市は同日、新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、現在までに会議を2回実施して、情報共有及び今後の対応を検討しているところです。
3月中旬頃までの動向が、国内で急速に感染が拡大するかどうかの瀬戸際であり、感染拡大を防ぐための重要な局面にあります。
今後も患者の発生いかんに関わらず、ホームページ等で国・県の情報をお伝えし、予防や感染拡大防止の対策を広く周知するとともに、国や県の動向を注視して、感染防止対策全体の方針のもとに、随時状況に応じた対応を適切に行ってまいります。
私からは以上です。
熱海市ホームページからの新型コロナウイルスに関する情報はこちら。
https://www.city.atami.lg.jp/kenko/kansensho/1007747/index.html