◎静岡県知事に熱海高校に関する要望書を熱海市長と市議会議長が提出
平成26年3月28日、熱海市の齊藤栄市長、熱海市議会髙橋幸雄議長はじめ、熱海高等学校小森高正PTA会長、熱海高等学校 山田㐂久雄同窓会長、熱海高等学校斉藤正之助後援会長と熱海市関係職員の皆様の同行のもと、静岡県庁の川勝平太知事と安倍徹県教育長へ要望書が提出されました。
要望書の内容は下記のPDFをご覧いただきたいと思いますが、中断していたさくらの名所散策路の整備事業の再開に向けて、県の支援について具体的に2つの項目を要望しました。
ひとつは、熱海海高等学校の更なる魅力向上に向けた、地域が一丸となった推進体制(懇話会等)への県職員の参画、同校に対する県教育委員会からの支援の充実で、これは、県教育委員会の安倍教育長へ。
もうひとつは、川勝知事に、静岡県の観光施設整備事業としての「さくらの名所散策路」の早期完成に向けた支援などの継続。ということで、具体的には観光整備事業費助成の継続要請ということです。
川勝知事は、2月に初島に行った時に橋本県議と小森PTA会長からこの散策路の話は伺って、翌日危機管理官とも協議した。防災訓練を是非やってください。と市長に知事から要望があり、散策路工事再開について齊藤市長は、知事のゴーサインが今日こういう形で出たので即座に補正予算を組んで進めたいと思います。と答えました。あと、市庁舎について是非あの場所に御用邸があったと聞いたので御用邸の雰囲気ができるように、格を上げるようにしていただきたいと知事が齊藤市長に要望し、齊藤市長は宿題として預からして欲しいと答えました。あそこはもう少し遡ると徳川家光公が熱海御殿をつくったのが始まり、という歴史があります。と齊藤市長が説明をしました。知事から、あとは水道の問題もありますね。と県水についてもどうにかみんなで知恵を絞って解決の糸口をといった話が知事からあり、東駿河湾環状道路ができ、団地を造ろうという動きがある。途中で有効活用の道も探りながら、減らすことばかりを考えずに、あとからまた欲しかったと言われても困ることなのでしっかり考えて行きましょう。との知事らしい前向きな話と新たな団地構想をお聞きすることができました。
続いて、教育員会安倍教育長を訪ね要望いたしました。 まず齊藤市長が経緯と要望内容を説明し、市としてさくらの名所散策路工事を再開するにあたり、高校のプログラムの充実等、通学路が良くなるだけでなく、学校自体も良くなる努力をして欲しい。市としてもインターンシップ等の取組も実施しており、市も努力していますので、教委からの高校支援を教育長から直接お言葉聞かせていただきたいと思い伺ったと説明があり、また髙橋市議会議長から、昨年十数団体から要望書が市議会に提出され、市議会でも熱海高校への支援の決議を全会一致で行いましたと説明があり、安倍教育長は、要望に対して、ヨット部も活躍し、エイサー部も頑張ってくれていることは知っている。東校長、勝澤校長、飯田校長時代も良く知っていますし、あの坂も昇ったことがある。小川指導主事が4月1日から熱海高校の副校長として着任するので、懇話会等の橋渡し役として活躍してくれると思うとの説明があり、要望については教育委員会としても全面的にやっていきたい、早速新年度からスタートしていきたいと思いますが、中学生から見る熱海高校の視点も考え、熱海市の教育長さんとも連携とって進めていきたいと思います。とお答えをいただくに至りました。齊藤市長も是非市教育委員会も更に最大限の協力をしていくと答えました。
静岡県立熱海高等学校に関する要望書