午前10時30分から県庁本館の本会議場にて開会され、まずはじめに、小楠議長から辞職願が出され、議長選挙が行われました。
我が会派の考えは、第一会派から議長、第二会派から副議長という基本的な会派の考えに基づき、投票が行われました。
結果は、議員64名中、投票総数64、有効投票63票、無効票1票で自民改革会議の中谷多加二議員が当選しました。
続いて、副議長が辞職し、副議長選挙も行われ、我が会派は、先述の通り第二会派であることから、副議長選挙には会派の代表である野澤義雄県議を選びましたが、結果は、自民改革会議の渥美泰一議員が38票、野澤義雄県議が21票、前林孝一良議員5票で、渥美泰一議員が副議長に就きました。
続いて、諸般の報告後、会期が本日1日の決定され、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会の委員及び委員長副委員長の選任が行われました。私は文教警察委員会から産業委員会へと移り、議会運営委員会の委員に選任されました。
2つの特別委員会の発議では、子どもの人権擁護特別委員会及び富士山保全・活用特別委員会が採決され、可決、設置されることになりました。
子どもの人権擁護特別委員会は、学校におけるいじめや家庭おける虐待などこどもの人権擁護に関する事項の調査等を行います。また、富士山保全・活用特別委員会は文字通り富士山保全と恵みを生かした施策に関する事項の調査等が行われます。定員は各10名です。
川勝知事から提案理由が読み上げられ、第111号県議会議員選任監査委員の同意案件、報告第8号及び第9号の損害賠償事件の損害賠償額の決定及び和解についての専決処分の報告があり、続いて県政についての状況報告が述べられました。
県政についての状況報告では、富士山の世界文化遺産登録、浜松市天竜区春野町で発生した地滑りについて、地震・津波対策について、内陸のフロンティアの拓く取組について、茶業の振興について、富士山静岡空港の新たな運営体制についてが述べられ、最後に、引き続き、今まで取り組んできた総合計画の継続的発展を追求し、日本における本県の中心性を高める取り組みを進め、「ポスト東京時代の理想郷“ふじのくに”づくり」の完遂に向け、全身全霊を尽くして参りたいとの2期目に向けての決意が述べられました。
採決では、起立による採決で上程された議案第111号議案は全会一致で可決されました。なお我が会派からは林芳久仁議員が監査委員になりました。
閉会後、議会運営委員会協議会が開催され、今期、議会運営委員会委員に選任されましたので出席致しました。このなかで、中谷議長は円滑な議会運営に努めたいと述べ、渥美副議長は、精一杯努力していくと述べられ、5月20からの任期の確認及び次回6月21日の開催予定が確認されました。