橋本かずみ活動ブログ

真鶴道路渋滞問題で神山衆議院議員から報告

根府川静岡県の所管ではありませんが、伊豆エリアの生活・観光に大きく影響する「国道135号・真鶴道路の信号渋滞問題」について、地元神奈川の民主党衆議院議員・神山洋介さん(民主党神奈川17区総支部長)に、状況等について伺いました。

【はじめに】 その前に私から。真鶴道路は熱海市民にとって主要な生活道路であるとともに、首都圏と伊豆をつなぐ動脈であり、慢性的・構造的な大渋滞は、観光・物流・緊急時等に多大な影響を及ぼすことはいうまでもありません。熱海市にとりましても死活問題です。
この「根府川信号化」は、民主党政権時よりも以前に事業決定・着手された計画であり、国の直轄国道ではなく、直接的には神奈川県所管の問題である訳ですが、衆議院議員の神山さんがこの問題にいち早く行動し、改善に向けて再三再四、関係各所との協議・要請を繰り返し、またその内容や進捗状況を広く細かく報告することに努めておられることに敬意と感謝を申し述べます。

【最新の報告】 神山議員からの最新報告(3/10)です。

[神山議員]年明け以降、対応を続けてきた真鶴道路の渋滞対策については、信号時間の調整による渋滞緩和効果がまだ不足していることから、信号の点滅化などを含む「次の一手」を速やかに行うよう協議・要請を続けてきました。3/10付けで担当所管より報告を受けましたので、かいつまんでポイントを列挙します。これは3/18の午前6時から実施(変更)される予定です。
●上り方面・旧道からは、右折(江の浦・真鶴方面)を禁止する。
●上り方面・旧道から国道への合流と、下り方・国道から旧道への進入を同時に流す。
↑ことなどにより、
●下りについて、信号設置以前と同様、常時直進を可能とする。
●上りについて、信号切替回数を減らし(4回→2回へ)、信号待ち時間を短縮。
となります。
下りについては、以前のように常時直進できるようになれば、改善が期待できると思います。ただし、直進スピードが以前より落ちてしまうと、交差点改良によって右折待ち車両による渋滞発生が緩和された効果と相殺されてしまいかねない懸念もあります。
注視すべきは上りでしょう。少なくとも、以前はなかった「信号待ち」が加わることに変わりはなく、現在からの渋滞緩和効果がどの程度あるかが大切です。
通常、こうした対応には、数カ月かかるといわれるなか、無理を押してでも「早く」実行すべきことを強く要請し続けてきました。今回、約2週間という期間での決定となったことについては、関係所管の努力として評価されるべきと思います。一方、18日以降の効果かどう出るかが最も大切であり、引き続き状況を注視し、対応を継続していくつもりです。(以上、神山議員)

【これまでの基本的な経緯】
●真鶴道路(国道135号)は国道ではありますが、国が管理する直轄国道とは違い、神奈川県が管理しています。
●根府川合流部の改良事業(今回の信号化)は、平成13年5月に小田原市が神奈川県へ提出した要望書がきっかけとなり始まりました。平成14年4月、神奈川県によって事業が着手され、現況調査、測量・設計などを実施し、併せて神奈川県警本部との協議が行われました。地元自治会へは、信号交差点とすること、県道と市道との相互交通は国道に合流しなくても行き来ができるようになること、抜け道利用を防ぐため国道から市道への進入を物理的に不可能とすること、などが説明されました。
●平成19年度(平成20年3月)に工事が始まり、平成27年1月14日に交通切り替えとなり、現在に至っています。工事期間は約7年間、工費は約13億円で、うち55%が国、45%が神奈川県の負担となっています。
[神山議員より]
●根府川合流部の交通切り替え開始直後より信号に起因する渋滞が頻発し、悲鳴に近い多数のご意見をいただくようになりました。昨年末より懸念していましたが、「やはり」という思いを強め、この間できうる限りの対応を続けてきました。直接の所管である神奈川県(道路整備課、小田原土木事務所)はもとより、神奈川県警察(小田原署)、国土交通省(道路局、横浜国道事務所)等に対し、直接経緯の確認や対応要請を実施してきたところです。
●問題意識は共有していただき、各所管での対応検討は真剣に行われています。神奈川県や警察に対しても多くのご意見が寄せられているとのことで、交通量調査などが行われ、3回にわたる青信号時間の調整が実施されました。

【引き続き要請と情報公開を】
前述の神山議員の見解通り「さらなる次の一手」の渋滞緩和策としては「信号の点滅化」等による効果が望まれるところです。
神山議員は「点滅化には少なくとも地元同意と神奈川県公安委員会の決定が必要。これに要する時間をどれだけ縮められるかです。地元のみなさんの声もしっかりと集約して関係所管等へ訴え続けていきます」として、引き続き、迅速な緩和策から抜本的な改善策に至るまで、要請を続けていくということです。
私としましても3/18からの「変更」の結果を注視し、ゴールデンウィーク、さらには夏季の観光ピークシーズンにおける対策のため、情報の共有や公開、静岡県・熱海市と連携しての要請要望等に努めてまいります。
なお、神山議員のホームページにおいて詳細な経過や新しい報告が逐次更新されていますので、ぜひご一読ください。
※神山洋介議員公式HP・活動報告はこちら http://kamiyama-yosuke.com/report/

橋本かずみプロフィール

橋本一実(はしもと・かずみ)
1964年(昭和39年)10月20日生まれ、58歳
家族:母、妻、1男2女
住所:静岡県熱海市清水町5-17
●静岡県立熱海高校卒業(1982年度卒)
●株式会社東海プランニング代表
●熱海市交通指導員(2002年~)
●熱海市バドミントン協会会長(2008年~)
●熱海高校同窓会みどり会会長(2017年~)
●熱海ワイズメンズクラブ会員(1998年~)
●熱海コンパニオン協会会長(2018年~)
●熱海コミカレねっとわーく会長(2020年~)
【公職・政治歴】
●2002年9月:熱海市議会議員初当選
●2003年4月:熱海市議会議員再選
●2007年4月:熱海市議会議員3選
●2010年10月:静岡県議会議員初当選
●2011年4月:静岡県議会議員再選
●2014年5月:静岡県議会厚生委員長
●2015年6月:衆議院議員秘書
●2019年4月:熱海市議会議員4選
●2020年6月:熱海市議会第83代副議長

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